私はPURPLE DIAMONDツアーでベイベーになったのですが、さんざん各地のワンマンショーに行っておきながら、やっと初めてのお手紙を書けたのはファイナル当日の入り待ちのあとでした。
「緊張する」「恥ずかしい」という心理的ハードルがあったのはもちろんなのですが、手紙を書いて封をしてポストに入れる、という一連の作業には、筆記具や切手(プレゼントBOXに入れる場合以外)など、実はいろんなアイテムが必要だったりします。
そこで、必要なものをひとまとめに揃えたら、いつでもどこでも書けるんじゃない!?という発想でお手紙セットを作りました。
まず、私はレターセットではなくB5の縦書きレターパッドを使うのですが、それがぴったり入るDELFONICSのビニールブリーフケースを調達しました。ちょうどスター柄のものが売り出されていて、スターにお手紙を書くんだからぴったりじゃない!と即決。他のメーカーは同じサイズでもマチがあったりして、微妙に引っかかったりするのでやめました。
そして封筒。後述する事務用品の茶封筒と違って、縦書き用のきれいな封筒には両面テープがついていません。かといってテープやのりをブリーフケースに入れると、かなりかさばってしまいます。
ということで
両面テープを貼り付ける〜〜♪
さらに、本名+住所のスタンプを昔オーダーして持っているので、それをあらかじめ差出人として裏に捺しておきました。これはちゃんと書くほうがいいよねぇと迷ったんだけど、少しでも心理的ハードルを下げるために踏み切りました。あと、単純にスタンプがかわいくて気に入っている!
切手は、本当はシール切手が一番いいのですが(今回も買ったけど)、そのときどきで売られている絵柄が可愛いとは限らず、けっこう季節感もあったりするので、昔集めていた切手を引っ張り出しました。ただし、80円時代だったので2円切手も必要…。しかも増税したら84円になるという…。
私、カフェとかで手紙を書くとき、切手につける水はアイスドリンクのグラスの結露から調達してるんだけど、他にこういう人いますかね…。
ペンは、ぺんてるのエナージェルというゲルインクボールペンです。これは、めちゃくちゃマメに推しへのお手紙を書いている妹が教えてくれたもの。ワンマンショーのアンケートもずっとこれで書いていました。書きやすいよ!
というわけで、こんな布陣になりました。
(左上から時計回りに)
- DELFONICSのビニールブリーフケース(B5)
- B5の縦書き便箋(レターパッド)
- 硬筆用ソフト下敷き
- 両面テープ(ケースには入れず、あらかじめ封筒に貼る)
- ボールペン(ブルーブラックのエナージェル0.5mm)
- 82円のシール切手
- 80円切手、2円切手
- 封緘用のシール
- 封筒(裏に両面テープと住所・名前スタンプ仕込み済)
送り先の住所は、別途、FCの印刷物をケースに入ておいてもいいし、毎回スマホで確認してもよいかなと思います。
ところで、これには元ネタがあるんです。
10年くらい続けている短詩系文芸がありまして、先生に定期的に郵送で作品を提出するのだけど、その体裁には決まりごとが多く、1回の投稿のためにいろいろな文具が必要でした。
そのため、以下のものを揃えたセットを作っていたのです。
- DELFONICSのビニールブリーフケース(B5)
- 規定の原稿用紙
- (写ってないけど規定の投稿用紙、原稿用紙にホチキス留めする)
- (写ってないけど原稿用紙の記入見本、行の空け方とかのルールを覚えられないので毎回見ないと書けない)
- 茶封筒(両面テープつき、裏面には住所+筆名の判子を捺印済)
- 無印の六角サインペン
- コンパクトに畳めるホチキス
- 修正テープ
- 82円のシール切手
- 締切過ぎてから速達で出す用の280円切手
- 締切過ぎてから出す用にごめんなさいって書く用の一筆箋
かなり事務的に揃えていたので、封筒はコンビニでも売っている両面テープつきの茶封筒。またルール上、ホチキスや修正テープも必要でした。
というところから、お手紙に必要なものを取捨選択して、アレンジして作ってみたのでした。
(完成品を再掲。)
さあ、書けるね?
うっ……。
ここまでドヤっておきながら、緊張して結局書けないかもしれないよ。書けるかな…。
以上、出張先のホテルの部屋からお送りしました(仕事しろよ)。