ミッチーにお手紙を書きたいのに、字が綺麗に書けない、そんな私が取り組んだことについて書きます!
(お手紙をいつでも書けるセットを作った話はこちら)
はじめてのお手紙の結びに書いた「及川光博様」を夫に見せたら、「エヴァンゲリオンの使徒みたい」と言われてしまいました。
(この記事の最後に出てきます)
(恥を忍んで再掲。)
どれよ、どの使徒なのよ、と思ってツイッターで聞いてみましたら、
そして決定打が
だった。
画像検索で一発だった。あーーこれはハイ、もう、イスラフェルですね……。
こんなにも美しい推しの名前が、使徒になって暴れてしまう、そんなのって悲しすぎる。
私、けっこう真剣な気持ちで、字を習いたい、うまくなりたいと思いました。子どもの頃から字を書くの嫌いだったのに、生まれて初めてそう思ったのです。
そこで、幼少期から書道を習っていて字がうまい親友(小2からの仲)に、LINEで相談してみました。
どんな習い方なら飽きっぽい私でも続く可能性があるか、ということにアドバイスをもらいつつ、ここで夫同様に、ミッチーの直筆を見てもらうことに。やっぱり
友「お美しい!独自ではないね。きちんと止めはねはらいが分かってるから、これは習ってるね!」
との見立て。止めはねはらい、夫と同じことを言っている。やはり、習っていた人にはわかる世界があるのだ…。というか私は「止めはねはらい」について考えたことがあっただろうか……?
そして私の「及」を見てもらう。
(しつこく再掲)
友「及の最後の画の始まる場所と、長さなんよ。真面目な指摘すると笑。それがイスラフェル化した要因じゃ。」
最後の払い(↘︎)が、下から始まりすぎているとのこと。うわなんだこれ!?言われたらわかる、メッチャ変…!
友「言われたら気づくやろ?それが頭デッカチで足が短い使徒化の原因かと。やけん、最後のだけ直すだけで王子ミッチーになるはず」
ミッチー本人の直筆のお名前をお手本にして、書いてみることにした!
私「だめだまだイスラフェルが暴れる」「足が暴れる」
友「やっぱ、はらいやな。始まりはいいもん。暴れないためにはらいを習得しないといかんかも。ちょっとコケそうな使徒になってる。惜しい!!」
私「まだイスラフェルがお散歩してる!!泣」
友「イスラフェル単体やなくて及川光博で練習がよいかも?及ってそもそもムズいし」
3回書いただけで早々にゲシュタルト崩壊したこともあり、フルネームで練習してみることに。
友「要はバランス。あ!及が散歩しそうだ!ってなったら川がカバーするとか、修正がきくんよ」
そうして自分なりに一生懸命、(ご本人の)お手本を見ながら書いてみた。
ビフォーアフターがこちらです…ッ!
(ビフォーの「及」がさっきまで拡大で出してたやつです)
親友「ほら!!!いいよ!!バランス!!!」「最初のはもうイスラフェルが独走しとる。それぞれが一個隊。今書いたのは、全員がちゃんと背を揃えてならんでる。だからキレイ!」
「川」の3画目が超長くなって「川」書き終わった時点で自分で爆笑してたんだけど、たしかに全体で見たら気にならないかも。もちろん、お世辞にも上手いとは言えないけれども、確実に変わった!なんだか嬉しいぞ!
「止めはねはらい」と「バランス」を考えてみただけで、同じ「丁寧に書く」でもこんなに違う。すごい。教わったらちゃんと変われるんだなぁ…。
縦書きの手紙は、敬具・草々・かしこ等→日付→自分の名前→相手の名前、で締める決まりです。最後にお名前を書くのは、気持ちが入って好きなのです。
調べてみて、いわゆる美文字練習帳とかのテキストよりは通信教育に興味が傾いたのですが、いかんせん飽きっぽくて続かないという自信があります(中1のときZ会1回しか出さずに辞めた…)。
いつか習うことも視野に入れつつ、とりあえず「及川光博様」だけでも綺麗に書けるようになろう。と思ったのでした。あとは自分の名前!!指導してくれた親友の結婚式が来月に迫っているので、御祝儀袋、綺麗に書きたいところです。
(親友よ、添削に加えて登場許可をありがとう)
ワンマンショーが終わってオフシーズンに突入したら、及川光博さんを推すことを媒体によりよく生きるブログになりつつあるな…。まあいいじゃないの。愛と向上心!!
備考・生まれて初めて「ペン習字」でググったところ、素晴らしいサイトに出会いました。現在の字の美しさはもちろん、ペン習字を10年続けて来られたことそのものにも敬服。同時に、わかりやすくて読みやすい文章もすばらしい!尊敬します。もし何か習うと決心したら、参考にさせていただきます。