私にとって「推しが出る映画が公開される」という出来事がそもそも初めてなのです。
長いこと楽しみにしていて、今日を迎えました!
ミッチーは舞台挨拶で仕事しまくるということを知った
今日の初日舞台挨拶は、もう当たる気満々だったのですが普通に外れまして(そりゃあね)、友人のベイベーとライビュを見に行きました。
外れちゃったのが残念で、「う〜んライビュか、一応見ておくか」くらいの気持ちで行ったのですが、登場したときから
「全国のベイベーたち!」
というカメラ目線指差しで目が合いまして(合ったんだよ!)、
のっけから被弾して映画館のシートに撃沈。き、来てよかった…泣。
前髪ふんわり〜〜〜〜
お衣装最の高〜〜〜〜
(ひとしきり暴れる)
登壇者のみなさんのトークは「いい現場だったんだな」「本当に仲がいいんだな」と感じさせる、楽屋っぽくワチャワチャした雰囲気だったのだけど、ミッチーが締めるところを締めて、トークを回していて、あれ?司会かな?と思った。
もちろん本人はワンマンショーでトーク慣れしていて愛哲で当意即妙なアンサーを連発するスキルを持っているけれども、とにかく「この場がどうやったらより良くなるか」ということを、涼しい顔でエレガントに振る舞いつつも頭脳フル回転で考えていることが伝わり、いたく感動したわけです。
これについては、先月の完成披露舞台挨拶でも思っていた(もちろんこちらもお留守番ベイベーでしたが)。
星野源さん、高橋一生さん、そして及川さんのことをまとめて、飯尾和樹さんが「国産ホワイトアスパラガス3兄弟」とうまい例えをしてくれたときのこと(ありがたい…!)。
(1:35頃〜)
飯尾さんが言ったのは「星野くんと、高橋さんと、ミッチーさん、ちょっと、ギュッと詰めてもらっていいですか?」。
でもミッチーは、ものすごく自然に、一生さんの肩に腕を回した。このおかげもあって、いいお写真が大豊作だったんじゃないだろうか!なんていい仕事をするんだろう。
この完成披露舞台挨拶を数日後に控えたツアーファイナル(2019年7月21日NHKホール)では、「慣れてるのよ舞台挨拶(ふふん)。人の話を聞いてるフリしておとなしく立って、紫のとこばっかり見るからな!」なんて言っていたけれど、完成披露でも初日でも、めっちゃ仕事してるんじゃん…!
自分のキラキラが求められているときは惜しまず披露して場を盛り上げ、じょうずに話を振って仲間を立てて、いい空気をつくって…
ただただ、人として尊敬する思いが増すだけだった。えっ何なの、舞台挨拶の感想なの?これ。
今日、終わったあとのTLを見たら、ベイベーさんたちがこの気遣いについて口々に言及していて、ああさすがベイベーさん、みんな好き…ってなりました。
引っ越し大名!の感想(ネタバレなし)
この監督・このキャストで、よもや、つまらないということは無いだろう、という気持ちで観に行ったら、見事に裏切られた。
ただの大当たりの快作、エンタメの極みだった。めちゃくちゃおもしろかった。
何度も大笑いし、そして最後は涙しました。
ほんとうに気持ちよく、老若男女あらゆる層を楽しませてくれる、痛快な作品でした。
源さんは引きこもりだった春之介の成長を真摯に描いてみせ、
充希ちゃんもすっごく素敵で、多芸ぶりにもうなりました(ていうかキャストさん多芸な人が多い)。
他にも豪華キャストが次から次へと登場し、それぞれはまり役としか言いようのないポジションで活躍していて、
そしてわれらが殿の活躍ぶりはというと
実質ヒロイン、というかヒロイン以外の何物でもなかった。
臣下に慕われ、心から領民を思い、ときどき恋心が漏れちゃう。
そんなチャーミングなお殿様像を、
及川さんは限られた出演シーンで、気品たっぷりに完璧に体現してみせていた。
原作の土橋先生が激推しされていたのがうなずけます。
たしかにこれはミッチーにしかできないし、ミッチーだからこそ説得力が生まれたのだと思う!
この笑顔、やはりヒロインでしかない。
明日も観に行きます!初週の興行が盛り上がって、全国で大入りになって、そしたらぜったい大ヒット御礼舞台挨拶があるはずなんだから、こんどこそ行くんだから…!(言霊)