完全に猫なのさ

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「グランメゾン東京」第1話感想/瓶人パパにお迎えに来てほしい

ついに始まりましたねー!(ぱちぱち)

私にとって「引っ越し大名!」がベイベーになって初めての映画なら、「グランメゾン東京」は初めてのドラマです。

日本シリーズで放送が50分遅れて、ベイベーたちが何故か揃って野球を見ているTLを眺めることになったのも言わばリアタイの醍醐味。

 

少し前、我が家では突然HDDレコーダーが故障し、私はぴったんこカンカンを始めとする素敵な番宣をがっつり見逃し&録り逃しました(血の涙)。

ぴったんこの日は会社を出たのがかなり遅く、最高だったのだろうなぁと思いつつどうやっても見られないのでTLは薄目でスクロール。修理を依頼しドラマ開始前日にギリギリで復旧しましたが本体不具合による部品交換、FCイベントを控え炎上バーニング中のお財布に原油が注がれた(25800円)

 

ともあれ、グランメゾン東京のスタートに間に合って本当によかった…。超本格的なパリでのロケから始まった第1話、及川さん演じる相沢瓶人の出番は少なめでしたが、ものすごく楽しむことができました!以下、感想です!(ネタバレしています)

 

前髪きゅるるん、相沢瓶人氏がしんどい

hochi.news

ハァ〜〜〜

ビジュアル出たときから分かってましたが、前髪…前髪な…!!!(突っ伏す)

かわいすぎません?中の人、あと数日で50歳て本当?

料理教室のシーン、セットにあったテレビ画面には流行りの動画レシピに並んで両手お手振りが映し出されていました………通常営業……?

 

楽しみにしていた設定のひとつが愛娘アメリーちゃんの存在。情報解禁時は年齢が明らかになっていませんでしたが、ぜったいに幼稚園児or保育園児がいい!!と熱望していました。

私、メロディアスのMVの最終盤、子役ちゃん2人と手を繋いで輪になってグルグル踊る及川さん(全身花柄)が好きすぎて何度もループしちゃうくらいで、アメリーちゃんに関しては手を繋いだり抱き上げたり、ポトフ作ってあげたり…そりゃあもう妄想が止まりませんでした。

果たして第1話、日常のシーンとして登場したのは幼稚園or保育園のお迎え!!やったぞ!

このシーン、オンエア前に場面写真が公開された時点で真っ赤なトレーナー(やや腕まくり)にリュックという想定外オブ想定外な出で立ちがTLをざわつかせましたが、オンエアでは瓶人パパのセリフが重なり、アメリー今日楽しかった?」。もう萌え転がるしかありません。

第1話の時点では、会いにきた尾花(木村拓哉)の誘いをにべもなく断りますが(ツーン!って感じで可愛かった)、この後、瓶人さんがどんな形で仲間に加わるのか楽しみです!ナッツ混入事件の犯人では断じて、断じてないと思いたい…。

 

玉森さんが目に入ってきてしまう件

私、オールスター感謝祭でようやくお顔がわかったという人間なのですが…。

あまりに美人さんでびっくりしていたら、思いがけず玉森担のみなさまからいいねをいただき恐縮しました…。

いやそれにしても、

綺麗すぎない?首長くてお顔小さすぎない?あとあの色白透明ツヤ肌は何???

ガンガン目に入ってきてしまうことは不可避ですね、うん…。この方が歌って踊るグループに属しているということに大変危機感を覚えています。こわいので動画とかはしばらく遠ざけます…。

私、信長のシェフも未視聴なので歴史を知らないのですが、玉森担のみなさまとベイベーたちって、何か姉妹都市みたいな友好関係があるのでしょうか。ご本人同士が仲良いのが前提でしょうけど、何かすてきですねぇ…。

 

 

さて、萌え語りはさておき、ドラマとしてめちゃくちゃ見応えがあったので少し書きます!

 

アラフィフだけどがむしゃら!な早見倫子

鈴木京香さん演じる早見倫子がよい!

第1話の序盤、若者に混じって受けた三つ星レストランの面接で「もうすぐ50歳なのに?」と訝しまれ、ライバルの失笑を買うシーンでは胸がえぐられました。「女なのに?」「日本人なのに?」じゃなくて年齢。たしかに本来は若者が修行に飛び込む場ですもんね…。

30年のキャリアを持ち、食材とレシピを瞬時に見抜ける明晰な「舌」を持ちながらも、本番のパリでは箸にも棒にもかからない。気落ちする中で尾花の「手長エビのエチュベ」を口に運び、倫子はあまりの美味しさに涙します。美味しいことがこんなにわかるのに、これが自分には作れないという絶望(私、つられて泣いてしまいました…)。

このシーンでわかるのは、倫子は根っからの美食家でもあるということ。心から美味しいと思ったものには魂を売り渡すし、脳じゃなくて舌で考える人間なのだと思います。だからこそ、倫子は尾花が残していった「クスクスアラメゾン」(しかも自分のアドバイスを取り入れた柚子入り)を口にしたが最後、1千万円を抱えて「gaku」に乗り込み、オファーを蹴った上に京野(沢村一樹)を強奪引き抜いてしまうのです。

このドラマでは、「尾花の料理は理性ではなく、人の心を動かす」という構造が、今後もたくさん描かれるのではないでしょうか。

www.gourmetbiz.net

コラボメニュー食べたいよぉ〜〜!!

 

いつものように「キムタクの主演ドラマ!」と鳴り物入りで始まった本作ですが、なんていうか、木村さんの相手役に旬のアラサー女優さん連れてきての「生意気だけど腕は確かな女性料理人」みたいなありがちなキャスティングじゃなくて、お互いに「おじさん」「おばさん」と軽口を叩ける組み合わせでよかった。2人がどんなバディになっていくのか楽しみです!

あと個人的に倫子のコーデ大好物でした…3着も比翼仕立てが出てきた…好き…(性癖)。

垣間見える今っぽさ

もうひとつ注目したいのが、ちらりと登場した脇役たちが見せる〈今っぽさ〉です。

①事情を抱えて働くということ

瓶人パパはシングルファーザー。第2話の予告で聞こえた「お迎えがあるから、お店はできない」というセリフにベイベーとしてはついキュンとしてしまったわけですが、真面目に考えると、瓶人パパはアメリーの面倒を見ながらできる仕事として「Web料理研究家」というポジションに活路を見出したはず。じゃあ、今後お店(当然ディナーもある)にかかわることになったら、一体どう解決するんだろう?

子育てだったり、介護だったり、事情を抱える人が男女問わず当たり前に働ける時代になればいいと思うのですが、本作で瓶人パパがどう道を切り開くのか、注目したいと思います。

②男が女に朝ごはんを作ってる

ある朝を切り取り、祥平と尾花がそれぞれ朝食を作るシーン*1がクロスオーバーします。これ、どちらも男性が女性に朝ごはんを作ってるんですよね。もちろん2人ともプロである上に片方は婚約者、もう片方は居候の身、という朝食を作る理由がしっかりあるのですが、ごく自然体に描かれていたのが新鮮で、好感を持ちました。

③「私、定時に出社します」?

これから祥平に絡んでくるであろうパティシエの萌絵(吉谷彩子)は、「新入りが一番遅いなんてありえないんだよ」と注意されるも、時計を指しつつ「定時です♡」と答え、腕の良さでオープンにちゃっかり間に合わせる。このシーン、人を絶妙〜にイラッとさせる表情がなんともチャーミング!伝統的に上下関係が厳しい料理人の世界に、こんなキャラクターが登場するのが意外でした。ちょっとした働き方改革っぽさも感じますね。

 

 

放送終了後は保育園のシーンに戻って「アメリー今日楽しかった?」をループ再生しました。あーもう本当に瓶人パパに毎日お迎えに来てほしいよ。

とにかく、本格ドラマとして1クール楽しめそうで嬉しいです。

今夜はこのあたりでFCイベントの荷造りにとりかかろうと思います(進捗ゼロ)。

www.tbs.co.jp

 

 

*1:オムレツのシーンは長めのワンカットで玉森さんが見事にオムレツを作っていましたが、美貌に気を取られて1回目はまったく見てませんでした