完全に猫なのさ

とあるスターと、いろんなエンタメについて書くブログ I'm here for you.

ベイベーの日記/2019年のメロディアスとの再会、低気圧にやられた猫など

書くことが溜まってしまって大変なので日記形式をとります。

 

11月28日

不在で持ち帰られていたPURPLE DIAMONDのブルーレイを都内(会社の近く)で捕獲。やたらとでかいAmazonのガワをバッグからはみ出させて持ち帰る。

ブックレットを開くと、桃色クラブのアクスタポーズが1頁全面に使用されている。わかってるすぎるでしょ…。ブックレット内に、収録されなかったバラ色の振り付けを確認する。

翌日から週末まるごと出張、つらいので、なんとしてもCD音源はお供にしたい!と思い、LIVE音源のCDをせっせとMacに取り込む(CDドライブ外付けだから面倒なの)。

ブルーレイ本編も本当は通しで観たいけれど、すでに夜中。なのでWOWOWエドムラサキで観たことないところから観よう!と思って

をチョイス。

Diamonds〜には、もう大概、理枝さんにリッッッエリエ*1にされた。即リピートした。さちえさんの脚上げに蹴られたいと思ったので私は危険。

 

ロディアスでは、お察しの通り号泣である。なぜか、ベイベーになった最初からずっとメロディアスが好き。こんなに好きなことをもっとちゃんと言語化したいのに、冒頭にホーンが繰り返すCのロングトーンを聴いているだけで、胸が詰まってうまくいかない。

アウトロ、2つのグーで顔を覆って、あんな泣きそうな顔をしていたなんて。幸福に満ち足りたように少し顔を横に傾けて、音声は何も入っていなかったけれど光博さんの口元は確かに「よかったー」と言っていた。目を真っ赤にして、くしゃくしゃに笑って会場を見渡す姿を見て、何の脈絡もなく、「この人は喜んで舞台で死にかねない」という言葉が浮かんだ。その手の発言は既出しまくりとわかってはいるけど、このときは突然、撃たれたようにそう思った。

12/9追記*コメンタリー視聴ちょっとずつ進めてやっとメロディアスに到達。ここ、「終わったー」だったんですって。うそん。

 

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音源CDは本当にうれしくて、曲データの名前の末尾に「(2019 Live Version)」がついているだけでもう心が跳ねるようだった。

だけどメロディアスは、音源CDに含まれない。尺の関係もあるだろうし、もしかしたら演奏面のことかもしれない。でも私は、思いっきり突っ込んだイントロのホーンの入りや、マジで猫っぽい「ニ゛ャッ」、涙声の「幸せ願うのさ」…この演奏のすべてが愛おしいんだ。

テレビのスピーカーの音をiPhoneのボイスメモに収め、ファイル名に「メロディアス(2019 Live Version)」とつける。さながら、歌番組でアイドルの歌をラジカセに録音する昭和の女子高生である。

正しい音源と比べると音量レベルが低く、音質は笑っちゃうくらいシャカシャカで、でも私はこの「無理矢理メロディアス音源」を、きっと何回も取り出して聴いてしまうと思う。

 

11月29日

機内でLIVE音源をうっとりと聴く…が、爆睡した。何で???幸せな記憶に浸りすぎたからかなぁ?

 

夜、偉い人や同僚と飲んで、さらに偉い人とバーでもガッツリ飲み(←私、偉い人つかまえて管を巻いた、さいあく)、日付が変わってからホテルに戻る。バスタブにお湯をはって、入浴剤を入れて、radikoのタイムフリーでキラメキ☆ドレナージュを聴く。優雅な気分で楽しかったんだけど…酔っ払っていたためか、トーク内容を、いま全く思い出せない。リクエストでかかった曲が「初愛」だったことくらいしか…。不覚!

 

11月30日

引き続き働いてました。

夜、ミッチーがグランメゾン東京第7話を告知するLINEを送っており、飲み会中にうっかり開いて被弾する。かわいすぎる。これはだめだ。かわいすぎる。

 

12月1日

帰りは交通手段を変えた。とにかく疲れないで帰りたかった。報告書の下書きとか、返し忘れたメールの返信などをして過ごす。

なんとか19時すぎに帰り着き、バタバタとお風呂に入ってグランメゾン東京のリアタイに備える。メモしながら観て、終わったら前から録画を再生しながらすぐに感想を書き始める。

 

purplekuina246.hatenablog.com

 

第2話で、萌えが渋滞して翌日に差し支える!と思って即書いて上げる、というのをやったら習慣になって、寝る前に書き上げることに一人でこだわっている節がある。あと3回?やれるかな…。

ストーリーに影響されてきのこのスペシャリテが食べたくなって、家にあったえのきをバター炒めにした。えのきおいしい。

 

12月2日

翌日の予定を楽しみに、月曜をやり過ごす。

 

12月3日

振休。念願の、お姉さんベイベーのTさんとデート!!平日に全休がとれたら、絶対にまたお誘いしようと決めていた。「俺のフレンチ東京」に、今度はドラマコラボメニュー第2弾の「アッシパルマンティエ」を食べに行ったよ!

待ち合わせに向かう地下鉄でLIVE音源をうっとり聴いていたら、なぜか1駅前で降りてしまい、遅刻してしまう。

コラボメニューの記事はまた別に上げようと思うんだけど、来年のツアー日程の話、PURPLE DIAMOND円盤の話、Tさんは行けなかったのでファンクラブイベントの写真をお見せしたり、なんとTさんが当選して行っていたというグランメゾン東京完成披露試写会のお土産話を聞かせてもらったりと、とにかくあっという間に時間が過ぎた。

円盤の「メロディアス」の話になり、「私、録ったんですよ」と、件のボイスメモをイヤフォンを半分こして一緒に聴く。Tさんは「あ、だめ無理、泣いちゃう」とAメロくらいでイヤフォンを外した。

私が抱えている人生のあれこれもわかってくれる貴重な存在。数日前に病院で泣いたりしていたけど、この日の何気ない一言で、私はものすごく救われた。

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話し足りずにお茶もして、また遊びましょうね、と満ち足りた気持ちで駅で別れる。さて、私は室内用のシューズを買わなければならない。

夜、ふたたびブルーレイを再生。ズキズキとMCを観る。バラ間MC、「MC/いつか死にます。」をチャプタータイトルにしているところが、光博さんだなと思う。

そしてエンディングである。私は浅はかにも、Don't forget meに乗せて、オフショットのスライドショーが始まるものと思い込んでいた。

だけど違った。ミッチーがメンバーを送り出して、最後のサビを歌って、みんなとのハグを持って帰りながらウインクして……それからの時間と空気がすべて残されていた。サッシャさんのお見送りアナウンスが流れる中、帰り支度をしたり、手拍子したり踊ったりしながらミラーボールと二律背反マークの輝きを名残惜しく見つめるベイベーたち。曲が終わり、ミラーボールが消え、温かい拍手がホールを満たす。その様子を捉えるカメラの眼差しは、間違いなく優しいものだった。あの夜の気持ちがあっという間に蘇り、泣けて泣けて、仕方なかった。

 

12月4日

朝から、なんなら前の晩から緊張して過ごしていた。

今年度に上司が変わってから仕事がつらくて、例えるなら毎日、ミッチーが「君がまってる」を「♪ダメかもしれな〜い」と歌ってその続き*2を歌ってくれないような感じ。夜の予定を楽しみにがんばろうと思っていたけど、午後にまたうんざりするような気持ちになっちゃって、ミッチーに口角下がってるって怒られそうだけど、ものすごく暗い気持ちで渋谷に向かった。

ダンス。見るのは大好きで、多分心のどこかでずっとやってみたかったことの1つだった。でも「おしゃれな人達がやるもの」だと思っていたし何より運動音痴だし、とても、大人になってから習い事としてどこかの門を叩くような発想は浮かばなかった。ワンマンショーでレッスンのチラシをもらったときも、自分には絶対に無理と思ってた。

けれど、2年半くらいヨガに通っていたとき、体を動かすのって純粋に楽しいんだって思ったし、なぜ自分がミッチーのワンマンショーに魅せられたのかまだよく理解できなかった頃は、「私、踊りたかったんだ。大人が踊れる機会ってそうそうないもんね」と平静を装おうとした(これも間違ってはいなかったけれど)。そして何より、ワンマンショーに通ううち、音楽に体をあずけて踊る楽しさを知ってしまった。

12月は2回だけというし…誰にも言わずに、意を決して申し込んだ。

 

ダンス用の施設に来るのなんてもちろん初めて。ああやっぱりおしゃれな場所だ!私、場違い!もともと落ち込んでいたので、ついついそんな気持ちになってしまう。道に迷ったりしたので遅めになってしまい…低気圧にやられた猫みたいな感じでおずおずとスタジオに入ると、目の前にさちえ先生がいた。そして「あっ、くいなさん。」と私の顔を見て言ってくれた*3。憧れのさちえ先生が目の前にいるだけですでに心はパンクしていたのだけど、パッと目を見て名前を呼ばれて、気持ちがバイカル湖の底まで沈んでいた私は、それだけでほんのちょっと泣いてしまった。

 

今月のお題は、ミッチーの楽曲の中でもコミックソング的な位置付けのもの。この半年、各種円盤を見て踊りまくってきたからか、当初心配していたほど、振り付けにはついていけないことはなかった。でも緊張はしているから、鏡の中の自分は愉快な曲だというのに口を真一文字に結んで踊っている。あー、ヨガでは経験あるけど、鏡で自分が踊るとこ見るの、始めてだな。何か、そこはかとなく、私はダサいな。でも踊るの、やっぱり楽しいかもしれない…。

さちえ先生に「ありがとうございました、楽しかったです」と挨拶してスタジオを出る。先生、目の前にいるのにお顔が小さすぎてちょっと遠近が狂うよ。

ぼうっとする頭のまま、街路樹のイルミネーションとパチンコ店の喧騒を頭上に浴びながら、渋谷駅まで坂を降りた。不思議な一日だった。

寝る前にちょっとだけ、と思ってPURPLE DIAMOMDの副音声を再生。画面の中には、ミッチーの背後でロングドレスをさばきながらキレキレで踊るさちえ先生がいる。私、さっきまでこの人にダンス習ってたの…?

 

自分をダサいと思うことが、きっとダサい。ミッチーみたいに、さちえ先生みたいに、キラキラした自分をめざして生きるんだ。あしたもがんばろう。

 

 

*1:理枝さんが2月のソロライブに向けてお客さんにリッッッエリエにすると宣言したことを踏まえて

*2:♪ダメじゃないかもしれな〜い

*3:詳細は割愛しますが事前準備で顔がわかるようにしてくださっているのです