完全に猫なのさ

4年目ベイベーが及川光博さんについて書くブログ

ミッチーの名曲「CRAZY A GO GO!!~FUNKY GOOD TIME!!~」のギターの秘密〜有識者Nくんによる実演&解説

及川光博ワンマンショーにおける定番曲のひとつ、「CRAZY A GO GO!!~FUNKY GOOD TIME!!~」について書きます!

 

ことの発端は、弊ブログに時々登場するギタリストのNくんの新着動画が届いたこと。

 

 


及川光博 / CRAZY A GO GO!! (Guitar cover)

 

ぐわぁぁぁぁクレイジー!!うっま!!!!!!!

ソロが絶品〜〜!!!(心の中でYXXYXYYX踊りながら)あとBメロってこんなにグワ〜ンっていってたんですね!

4拍のキメのとこも上がる!私はここでダンサーさん(特にさっちん)が1拍ごとに激キメをするのが大好物なのです…!

 

 

クレイジーといえば、2012年「銀河伝説」においてスーツ&ネクタイで踊り散らかしたやつは特筆に値しますし、2019年「PURPLE DIAMOND」ファイナルでは、あらケン(ギター)とはじめちゃん(サックス)がソロの応酬の後もタイマンをはっていたのがすごく好きです(その楽器、武器なの?って思った)。

昨年のお誕生日ニコ生で過去のワンマン映像が大放出されたときも、定番曲ゆえ何度もクレイジーが登場しました。そのたびにコメントが若干減るという現象が起きたのが興味深かったです。みんな踊ってたからですよね。あと「大変!猫を踏んだ」とか「猫が変な目で見ている」みたいなコメントもおもしろかったなぁ…。ニコ生…ほんと楽しかったねぇ…今みたいなときこそ、またみんなで盛り上がりたいなぁ。

 

送ってくれたTちゃん(Nくんの妻)に感想伝えつついろいろ間接的に聞いた挙げ句、あまりに感動したので、以下インタビューを送りつけました(手癖)。めちゃくちゃ細かく答えてくれました!感謝!

 

ギタリストNくんに質問!

Q1. この曲を弾いてみようと思った理由を教えてください

A1.「ミッチーの音楽を初めて聴いた曲の中で一番ピンときた曲だったからです。かつギターが目立って美味しいので『弾いてみた』向き。」

→言われて初めて、ギターのカッティングがめちゃくちゃ目立つ曲だと気づきました。

 

Q2.ギタリストとして弾きがいのあったところ、面白かったところなどあれば教えてください

A2.「とにかくテンポが速くてリズムが細かい。油断すると曲に置いていかれてノリが出ないです。一曲通して全力で右腕を振り続けるので乳酸が溜まります。」

→そっかぁ…速い曲で、そのテンポについていけるだけじゃダメなんですね。「ノリ」っていうのはそれこそ学生の頃に聞きかじった言葉なんだけど、あるとないとでは仕上がりが大違いなんだと推測します。

 

Q3.いつもの動画は座っているのにこの曲で初めて立って弾いたとのことですが、それはなぜですか?

A3.「踊れる曲なので、座りより立ちが合うと判断。でも手元が忙しすぎてあんまり動けず…。」

→えっちょっと動いてる感じがめちゃカッコよかったですよ!

 

Q4.イントロとサビは同じコードとのこと、このおしゃれコード(←語彙)は何ですか?

A4.「イントロ:ずっとEm9

 Aメロ&サビ:Em9 Em9 A7(13) Em9

 です。原曲(聖域)はEmとAでロックの定番コード進行なんですが、9や13のテンションが加わってるのがファンクな感じです。」

→そうか、 つまり原曲はロックの文脈にあり、「踊れるロック」がテーマの2018年「BEAT&ROSES」では原曲が採用されたってことなのかな!?というかNくんがインタビューに答えるために『聖域〜サンクチュアリ〜』で原曲も聴いて比べてくれたことに感激ですよ…!五体投地

 

Q5.BメロとCメロのグワ〜ンっていう歪み(ひずみ)が面白かったのですが、これは何という技ですか?(エフェクター?)

A5.「歪みではなくワウというエフェクターを使っています。ファンクでは定番エフェクトです。」 

→ここ、振り付けでいうと、Bメロは「♪(魅惑のヒロイン)さ〜君は 恥じらい脱ぎ捨てて さあBABY溺れよう〜〜 腰をからませてダンス」で、両腕を掲げてグルグルするところだし、Cメロは「♪(BABY溺れ)よ〜今 心のままに〜〜そう 君は君のままで〜〜」で、4カウントずつ左右にでっかく降るところなんですよね。どちらの振り付けも「うねり」を感じるものです。ワウペダルのグワ〜ンが、振り付けのグワ〜ンに呼応してるのが面白いと思いました!(ちょっと何とかしてよその語彙)。

 

Q6.ラスサビだけに出てくるサビの繰り返し(3:54〜)が不協和音とのこと、これについて教えてください

A6.「ここだけトリップしたような違和感のあるパートになっていて面白いです。通常のサビと色々違うので、意図的にクレイジーさを演出しているのでは。」

(以下箇条書きもNくんより)↓

  • サビは通常8小節(4拍子×8)だが、ここだけ7小節。1小節目をとばして2小節目からスタート。
  • ベース、キーボードが自由に動き回るので、コード進行が不明確。
  • ギターはリズムを変えて、通常表拍から入るのにここだけ裏拍から入るフレーズを混ぜている
  • キメの最後の音がスケール外で不協(4:04)
  • ジャッジャッジャッジャッ(4:07)までの間がちょっと長くて変な尺

→私、これを理解するために指折り数えてめっちゃリピしました…!

サビは8小節(4拍×8)なんだけど、最後の「チャララララララ〜ン♪」の終わりの「ラ〜ン♪」から「ジャッジャッジャッジャッ♪」までのところ、2小節オマケになっているんだよね(4拍×2)。これがダンスにおける1エイト余る現象だったんだな…(これはNくんが大サビについて書いている「ジャッジャッジャッジャッ(4:07)までの間がちょっと長くて変な尺」と同じ話)

で、ラスサビではこのサビを「オマケの2小節なし」でリピートしているのだけど、1回目のサビの最後「チャラララララララ〜ン♪」の「ラ〜ン」の行き場がなくなっちゃうから、2回目のサビの1小節目に食い込ませて処理している。これで、2回目が1小節足りない「7小節」になるんだね!!(これを理解するのに超時間かかった)。たしかにここでは「CRAZY」は1回しか歌わず、振り付けも最初の4カウント分がないので、辻褄が合うわけです。

確かに、ラスサビはエンディングに向けたラストスパートであり、ミッチーもベイベー男子もアドレナリン全開で踊りまくる、つまりクレイジーになるところなんだよね。まさに興奮のるつぼ!だから、サビを繰り返す際にはモタつかないように「オマケの2小節」は省いて2回目に食い込ませることで、ちょっと突っ込むような疾走感を出しているのだと思います。そして、このうねるような盛り上がりに、ギターの不協和音や裏拍のフレーズも一役買っているということなんですね。

 

 

ということで「CRAZY A GO GO!!~FUNKY GOOD TIME!!~」の格好良さを再確認する機会になりました。私はやっぱりBメロ、Cメロのグワ〜〜ンがお気に入りです!延期になっている今年のツアー、セトリに含まれるかは全くの未知数だけれど、兎にも角にも、早くワンマンショーで腕をぶん回して踊りたいものです。