完全に猫なのさ

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及川光博ワンマンショーツアー2020「SOUL TRAVELER」のこと、またはダイオウイカの夜

こんばんは。巣ごもり中のくいなです。最後に出社してからまもなく1か月になります。なんだか在宅勤務に慣れてしまって逆に大丈夫かな、社会復帰できるかな。最近はめっきり家への愛着が高まり、カーテンを買い替えたり、そうさ今まで拭いたことないようなとこ拭いたりしています(ドアのとか)。

 

昨日、SOUL TRAVELERツアーの来春以降への延期が発表になりました。

 

このお知らせを受けてまず思ったのは、「ついに来たか…」ということでした。びっくりはしませんでした。心のどこかで、少しずつ覚悟はしていたから。

ミッチーさんご本人のコメントを入れてくださったことがとても嬉しかったです。届けようという気持ちがすごく伝わりました。「悔しい」「致し方なし」…そして「健康と情熱の維持」。はあ、、、声が聴こえるようで、胸の奥がぎゅっとなります。

 

が、その後はとても無気力になって、ぜんぜん仕事が進みませんでした。進捗ダメでした。勤務時間を終えても、食欲がないわけではないけど「ちゃんと料理をして食べる」意欲がまったくわかず、結果、こうなりました。

マルタイの棒ラーメンですよ。おいしいんですよ!!これでもね、「うまかっちゃん」よりは約100kcal、低いんですよ!(どっちも家にあったから比べた。うまかっちゃんも好きです)

あとね刻んであったネギを入れたのとコンビニのザーサイを入れたからいいんです、ザーサイは榨菜って書くから野菜。食べ終わってからはメロディアスをかけて虚無の顔で踊りました。

その後も、晩酌にウインナーを焼いていたらフライパンを火にかけっぱなしにしたり、お風呂を沸かしたつもりが洗うのすら忘れていたりと、なんかもうポンコツの極み。さらに私の気持ちに呼応したのか、なんの前触れもなく食卓の蛍光灯が切れました(というか蛍光灯だったことを知った。これを機にLEDを買いました)。でも何か、うわーんって泣くような感じではなくて、ただただグッタリぼんやりという感じでした。

 

そんななか、今日予定通りグッズ販売があったことは嬉しかったですね。「チケットが払い戻される」ことがいまいちピンときていないくせに(そもそもいくら払ったかも曖昧)、払い戻されたら富豪になるような気がして(※気のせい)、長考せずぽんぽんカートに放り込んで決済!確認メールに大量に羅列されている「及川光博」の文字がシュールでした。働いて働いて君のグッズ握りしめる!!!

ポンポンも迷ったけれど買いました。開かずに置いておくと思うけれど、来年の「初日」に、開いた状態で持っていけるかもしれないし。そもそもアクスタがないし、抱き枕がないわけで、これは2020年に悔いなく買って2021年の追加グッズに期待だ!

 

今日もなかなか仕事がはかどらず、終業後、適当に夕食を済ませてソファーでぼんやりと伸びていました。

メランコリックでアンニュイなレディだったらよいものの、実際はソファーに斜めに寝そべって、浜辺に打ち上げられたダイオウイカである。ブログもそろそろ書こうと思うけれど、ツアーの「延期」の雲行きが怪しくなってきて以来、なんだか気力がわかない。ふと思いついてPURPLE DIAMONDのライブ音源からよりによってココロノヤミをセレクトして聴いてしまった。

そのままぼんやりと聴いていたけれど、「『いつか』という言葉を信じて いつまで抗えばいいのだろう」で、「えっ?今なんて言った?」って思った。こんなに今にリンクする歌詞だったの?

そこからはもうダメだった。2019年7月21日のNHKホールを埋めたベイベーたちの歌声が鼓膜に届いてからはもう、ダイオウイカのポーズのまま、泣いてしまった。

わけもわからず駆け抜けた初心者ベイベーの年が終わって2年目ベイベーになって、はじめて「ツアー日程の発表からファイナルまで」を全部まるっと味わい倒せるはずだった。昨年、ぴあの名義を無駄に鍛えながら一般でチケを取りまくり、1階の奥や2階から一生けんめい愛を叫んで、今年ははじめてS.D.R.の自名義で前ベイベーになれるはずだった(手元にある3枚のチケは全部1桁だったのである)。できるときにしておきたくて全公演のチケットを申し込んでいた。音楽に体をあずけて踊る楽しさをワンマンショーで教えてもらい、勢い余ってダンススクールにも入って、レッスンがオンラインになっても、ワンマンショーで踊ることを楽しみに続けてきたのに、それが1年も先に伸びてしまった。

悲しい、悲しいよ。

 

そんなぐずぐずのテンションで今夜、CROSS FMのRADIO◎CONNECTORを聴きました。大好きなごしごしお姉さまが、2013年以降の歴代ドレナージュからよりすぐりのトークを届けてくださいました。

私、自分でもよくわからないんだけど、「及川光博さんを推している」っていう事実にまだ慣れないときがあるんだよね(けっして失礼なニュアンスはないつもり)。あれ?私は及川光博さんが好きなんだっけ?って。これは多分、20年前から知ってる芸能人の1人だったのに誘われて軽い気持ちで行ったワンマンショーで思いがけない堕ち方をしたという後遺症だと思う。モルダーあなた打ちどころが悪かったのよ。

でもそんなときにも、ミッチーがラジオでしゃべる声を聴くと、うわあああああああああ好き!!!!!!!!!ってなるんです。もしかすると、テレビよりもラジオの声のほうが威力があるのかもしれない。4月18日のニッポン放送のラジオのときもそうでした。あの、ちょっと鼻にかかる声を聴いただけで、ぶわぁって泣いてしまった。

でもあっという間の1時間、ごしごしお姉さまとミッチーの、お互いにリラックスしたトークを堪能して、ものすごく元気をもらいました。「S.D.R.」がかかったときは、昨年の多幸感が揺り戻されて、泣いてしまったけれど。

 

ここまで書かなかったけれど、今回の決定はしかたないと思います。さらに、当然ではありますが、この決定に至る背景にたくさんの苦悩や困難があったことは想像に難くないことです。何よりつらく、悔しいのはきっと本人。そんなことはベイベーみんながわかっていることで、でも感じ方、悲しみ方はみんなそれぞれでいいと思うんですよ。食欲があったりなかったり、泣いたり泣けなかったり、そもそも受け止めることすらできなかったり。私も、とりあえず自分のために、昨日、今日のことを書いておこうと思いました。悲しくて、ぐったりして、蛍光灯も切れちゃって、マルタイの棒ラーメンしか食べる気力がなかった日のことを。

 

4月18日のラジオから聴こえてきた声が、あらためて思い起こされます。3月のリリース時に精力的に出演してきたときとは違い、「さびしいです」「ひとりぼっち」という言葉は、心なしか力なく響きました。ミッチーさんは、大規模なエンタメビジネスの座長であると同時に、大好きな外食にも行けず髪を切りにも行けず、不便を感じながら生活する一人の市民なんだ。そのことに胸が痛みつつも、自分にできることを粛々とやっているという近況報告には、「私たちと同じなんだ」と励まされるような気持ちがしました。あのとき、大上段に構えることなくフラットに語りかけてかくれたこと、そして電波にのせて遠隔ハグを届けてくれたことは、端的に言えば「救い」でした。

 

この週末は短くてもいいから、お手紙を書こうかなと思います。4月に2通出したときはあえて明るいことを書こうと努めましたが、もっと能力があったら便箋3枚できっちりオチがつく小咄でも書けたらいいのにって思う(いやいらんやろ)。

今はただ、ミッチーさんに健康で、できれば笑顔でいてほしいなぁと思います。

 

 

 

 

…さっき、昨日の棒ラーメンのくだりを書いていたらまた食べたくなって、真夜中だけど、食べました。今日は夕飯に作ったニラ玉スープの具だけのせたよ!私えらい!成長した!向上心!

でもちゃんと今カロリーちゃんと見てきました。335kcalありました。うん、わかった、2021年のツアー初日までに痩せようね。

 

 

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