完全に猫なのさ

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おかえりとまりん!!!!/「半沢直樹」第1話感想

www.tbs.co.jp

ついについに始まりました!!わ〜〜い!どんどんぱふぱふ〜〜〜〜!!!さっそく感想を書きますよ!

(以下、内容に触れています)

 

エンジェルとまりん大活躍

まずはとまりんから!!!!私にとっては、「半沢直樹」は7年前に夢中で見ていたドラマであり、当時は堺さんが好きで見ていて(いまも堺さん大好きです!!及川さんに度を越して狂ってしまっただけで)、渡真利忍のことは、いつでも味方の良いキャラクター!と思っていました(裏切りそうとも思ってなかった)。改めて、先々週・先週の再放送を見ると「こんなに電話ばっかりしている人だったのか」という印象をもちました。

今作も渡真利氏は半沢のそばで見守ったり助けたりするエンジェル枠での参戦でした!以下、活躍を振り返ります♡(エンジェル枠とは?)

 

飲み①小料理屋で同期3人飲み

初出動シーン♡小料理屋のカウンターで3人並ぶ同期の面々。真ん中の、広島弁バリバリの苅田氏は後半で大事な役があったのでそのための登場だったのかと合点がいきました。いやでも声でかいよ?抑えよう??

女将のことを「智美ちゃ〜〜ん」(両手キラキラ)と紹介するとまりん。さらに近藤氏の近況(シンガポールに長期出張)を解説。あ、つまりこのドラマのストーリーの間はずっとシンガポールにいるから出てこないんですね了解です。スムーズに説明してくれてありがとうとまりん(そして前作で近藤が取引に屈したことは水に流している模様。ホッ)

荒れる苅田氏をなだめて背中に右手をやるシーン、その右手の甲がずっと映っております!!!ありがとうございます!!血管!!!ていうか羨ましい、あんなに長い時間、背中に手を添えてもらえて…。

小料理屋っていうけど規模が大きいし株もやっているそうなので、智美さんは実業家さんなのですねぇ。企業戦士の癒やしっていうポジションは正直ちょっと古くさく感じますけどこれでゴリゴリにスパイだったりしたら面白いですよね(多分ない)。

 

飲み②小料理屋で半沢とサシ飲み♡

同じお店のL字カウンターの角度違い。背中を並べる二人の距離が近くてウフッてなりました。自分の人事情報になげやりな反応を見せる半沢に、思わず口をついて出た「本気で言ってんのかお前それ」がちょっと乱暴で好きでした。

そこへスッとやってきてサービスの日本酒をすすめる智美さん。すでに銀行の内部情報にゴリゴリに詳しくなってるみたいだけど大丈夫ですかね????

ここでメッチャ好きなのが「なんだよそれ〜お前の株は安泰なのかよ」と半沢に突っ込まれたあとの「下がっちゃいないよ。上がってもないけど」って答えて顔をしかめてお猪口をグッと干す渡真利…!ぐふっ…脳天に刺さる…。てか、そうか、上がってないのか…。

 

電話①買収案件の内部情報を確認

「買収?何の話だよ」と、スマホ片手に色をなす、ちょっと偉いっぽい席に座るとまりんとまりんが!!自分の席にいる…!!!!!!!何の書類つくってたんですか!!!!

thetv.jp

向かって右手に決裁箱っぽいのがあるので、下がっちゃいないが上がってもいない、でも順調に要職についている(適当)、というとまりんの前途が垣間見えました。

 

飲み③浅草の赤ちょうちん

庶民的なお店でも飲むことで画面に変化が生まれますね!ここでのポイントは、ちゃんと堺さんCM出演のプレモルを飲む2人。

3月のブランチのときに景色から場所を特定して、行きたいなぁと思っていたのですが、、今はこんなだしねぇ…けどテラス席なので密を避けるにはうってつけですよね。

 

電話②&電話③「電脳」の記者会見情報

はあ〜〜スマホ片手にちょっとドヤりながらフロアを歩くとまりん。何がいいって、とまりんは左手でスマホを持つので結婚指輪がキラリと光ることですよね(昇天)。ここでの見せ場はもちろん、「イエス!!」。前シリーズでの「グットラック!!」も彷彿させますね。なんかイメージだけど大学とかで留学経験ありそう。

ちなみにこのシーン、半沢はiPhone(多分11)を右手で持っている(そしてキャリアはちゃんとCM出演中のSoftbank。私はスマホだけ左利きで、右だと入力めっちゃ遅くなるんですが、ふだん右利きの人はどっちで操作することが多いんでしょうね。

その後も記者会見会場(ここも銀行内=学士会館なのかな?)から電話をくれるとまりん。この日はひm…スケジュールに余裕があったんですね!!

 

電話④人事情報のリーク

「人事筋の情報だ!」出たぞとまりんの真骨頂・人事情報!大階段を降りながら「何してんだよ。早いとこ裏切り者見つけ出して、正式に訴えなさいよッ」語尾が良きです!!!!!電話切られちゃって「半沢くんッ」って怒るのもいいよね。

しかし、第1話だけ見ていても、同期の銀行員人生に、ここまで自分ごととして熱くなれるってすごいな…って思うんです。友情に篤い性格…っていうか、やはり半沢大好きっ子なんだね(中の人談)。

 

ということで渡真利氏、第1話だけで飲み3回&電話4回と大活躍のご様子でした。ここまでよくねじ込んだなと思いきや、やはり「半沢に情報を伝える」という本来の役割に加えて、状況をナレーション的に視聴者に説明する、という役割も担っているので、物語上というよりは脚本上、キーパーソンなのだなあと感じます。これって押し出しが強すぎても駄目だし、バランス感覚の必要な役ですよね。芸達者!!

 

その他の感想

前作の基本路線を踏襲!

前シリーズの記憶につなげる、脚本・演出上の工夫が随所にみられました。

  • 半沢の顔アップのファーストカット、満月を横切る雲など、そういう感じのは定番で継続しそう
  • 7年前の同じ部屋の同じ場所(土下座部屋)でふたたび膝と額を床につけて震えていた大和田常務→香川さん、どんなテンションでこのシーンに臨んだんだろう…。
  • 隠蔽工作をした三木を激詰めするシーン、半沢の「言えーーーー!!!」は想像がついたんだけど、これは前シリーズ最終話の土下座前の「やれーーー!!!」が記憶にあったからですね
  • 「悪いようにはしない」は前作にも出てきたけれどこれは悪い奴しか言わないセリフ
  • 湯浅社長!お元気ですか!!あと夏目三久さんも銀行キャラクター続投だ〜!(ホテル名の伊勢島と混じって伊佐山って書いちゃった、キャラ混ざっとるやん、修正)

 

それにしても味付け、濃いですよね〜〜〜〜〜!ちょっと胃にもたれるくらいありますね。

<演出の味付け濃すぎるやろランキング>

第3位 バイトするならタウンワークからの万年筆くわえちゃう松也氏 

第2位 傘で剣道 

第1位 イケてる提案を受けて真っ昼間から盛り上がっちゃった電脳の社長夫妻

(製作発表の楽屋ネタはこれか…)

 

脇役の存在感(歌舞伎組&若手組&花ちゃん)

いや〜〜もう、、顔圧がすごすぎる。歌舞伎組の大見得が炸裂して顔面大運動会だった(製作発表で及川さんは「顔相撲」と表現)。注目すべきはやはり、伊佐山を演じる猿之助さんですね。香川さんと二人、顔の筋肉の取り回しがそっくりでした…。血筋ってここまで現れるものなのか…。

若手のキャラもいいなと思いました!浜村(今田美桜)はスピンオフのときよりキリっとしていて小気味がよいし、理不尽さの中でもがく森山(賀来賢人)も推せる!出向組のプロジェクトチームがスパイラルのことを全然調べきれてなくて半沢に詰められますが、そこはちゃんと森山が調べていたんだよね。(1回振られたものの)飲みに誘ったり缶コーヒーを差し入れたり(この様式美ももちろんサントリーの「ボス ブラック」なのである)、半沢が上司として信頼をおいている様子が描かれました。前作の、部下の中西(中島裕翔)を思い起こさせます。

花ちゃんも紹介程度に1回出てきたんだけど、電話のシーン、席をたって小声になって「ほんとごめんね、花ちゃん」っていう半沢さんにキュンでした。もっとイチャイチャラブラブすればいいのに(by及川さん)。第2話の予告におうちのシーンがあったので楽しみです!

ここまで「脇役」って書いたけど、とまりんも本当は脇役ですよね。なんだか不思議な枠だなぁと思います。脇役ではあるけれ狂言回し的でもあるし。やはりエンジェル枠ということで別扱いにしようそうしよう。

 

 

てな、感じで!来週も楽しみ!!なにより無事放映にこぎつけたことが嬉しくてなりません。自分のテンションが前作を見るときとは全然違ってびっくりしますが、エンジェルとまりんを楽しく愛でていきたいと思います。