完全に猫なのさ

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声に出して言いたい日本語「へへ〜ンだ」/「#リモラブ 〜普通の恋は邪道〜」第4話感想

リモラブ4話リアタイしました♪

部長の出番がすくなめだったのでさらっと書きますね。

 

こんな部長がいたらいいのに

「おいで」って言ってくれる管理職

朝の人事部のシーン(新入社員の有給をめぐって岬が怒鳴り込んでくる)を経て、再び人事部。青ちゃんが文字通り撃沈しているのですが、その様子を部長とごもちゃんが応接セットのソファからうかがっています。部長、だいたいこのソファ周りにコーヒー持って顎マスクでいる感じです。部長席どこ??

とか思ってる間に爆弾が投下された…元気のない青ちゃんに向かって「おいで」。

2回目は両手を広げて大型犬を呼び寄せるような雰囲気でしたが、1回目の「おいで」は伝家の宝刀を抜いた感ありました…ありがとうございますありがとうございます!!

これが要は「健康管理室に行こうぜ」って振りだったわけですが、いや、大企業の部長が部下(大の大人)に「おいで」って言ってくれる世界。これは脚本家さんのあて書きなのでしょうか、ミッチーさんだから成立するシーンだと思います…。だいたい「おいで」ってベイベー界隈以外ではあんまり知られてなくないですか?私は何も知らずに友達について行った初ワンマンで「おいで」が頭から離れなくなって今に至りますよ。こわやこわや。

 

「へへ〜ンだ」って言い残して去る管理職

こうして健康管理室に青ちゃんを引っ張ってきた朝鳴部長。「何かあったら部下のせいにしようと思ってんのに、元気ないと困るもん」とゆりっぺ先生におちゃらけてみせますが、いやいや、部下の自主性を重んじてのびのび働かせたいわけだから、やっぱり超いい上司じゃないですか…?

ここでゆりっぺ先生と部長がしてたのは5疾病5事業のお話ですね(がん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病の4疾病にH25に精神疾患が加わって5疾病に)

www.med.or.jp

その後、青ちゃんの悩み事を聞いている部長は全身の動きがずっと煩かったです(にっこり)。セフレ問題をまだ小学生の保くんと混線したり「大事な営みをスポーツ感覚で!?」なんて大騒ぎして、ゆりっぺ先生にハウス!(意訳)されますが、「僕に惚れた女にはそういうのは断じてしてほしくないからね!!」とわめいて「ヘヘ〜ンだ」と捨て台詞を残して消えました。「ヘヘ〜ン」って2回言いましたからね。ここがやっぱり昭和…なのだろうか??

 

 

今週は、営業部・岬と美々先生との調整で青ちゃん・ごもちゃんがこれまた文字通り奔走しましたが、相変わらず朝鳴部長は仕事をしているようであんまりしていなかったです。でもさ、自分が前に出過ぎることなく部下にのびのび働いてもらおうって上司のほうが、働きやすいんじゃないかな〜と思うわけですよ。把握すべきことは把握しているし、やっぱりチャラっとしているようでちゃんとマネジメントしているんじゃないかなって思います。「昭和の男」を自認していながら軽みのある人物像で、部下に威張り散らすこともありません。ああ〜〜カネパル人事部に転職したい。

 

全体の感想:コロナ時代の”間合い”がコメディになる

頭に血が上った人間にマスクの装着を促す一言や、迫ってくる相手に距離を取ろうとするところなど、コロナ時代の”間合い”が会話劇に馴染んできたなと感じました。急病人(青ちゃんの父のぎっくり腰)を助けるのに検温と消毒からはじめる様子は、どこかシュールで笑いを誘います。また、ベンチに「ディスタンス取りまくり」で座る美々先生と青ちゃんの最後のシーンは、2人のすれ違いを暗示していました。

ごもちゃんは檸檬ではなかったことを打ち明けて詫び、青ちゃんは我孫子ちゃんと別れてモヤモヤして、さあ美々先生はどうするのでしょう。でも一番気になるのはやはり、部長とゆりっぺ先生ルートですね。カモン!大人の恋。

 

この1話の鍵となった「新入社員の笠舞くん」の不調は、結果、ごもちゃんが岬との間を取り持って、「5時から飲みニュケーションで打ち解ける」で解決したもよう。メンタル明けの新卒の子にそれは酷ではないかなと思わんことはないんですけども、良き方向に転がったことを祈ります…!

 

今週は青ちゃんが脱いだりパジャマだったりと、松下洸平さんファンの方にはたまらんかっただろうなというシーンが炸裂しまくりましたが、部長不足は否めなかったので、以下のような脳内補完で来週まで乗り切りたいと思います。

美々先生も青ちゃんもパジャマ姿あったし、父子がパジャマでくつろいでるシーンあってもいいと思うんですよね。ええ、脱いでとは言いませんから。