完全に猫なのさ

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バルコニーから見えた世界/及川光博ワンマンショーツアー2021「SOUL TRAVELER」4/3森のホール21・後半

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日曜のこの気だるさ!ライブ翌日って感じでよきですね。みつひろさんと激しい運動をしたなぁって余韻をですね、味わいつつ第2部について書いていきます!

 

※以下、ネタバレです。必要に応じてご自衛くださいませ。

※個人の感想/主観です。

 

 

愛と哲学の小部屋〜オンライン

「かわい〜!」「かわい〜〜!」と客席を褒めながら登場したかと思いきや「かわい〜!俺!!」。はい知ってます。かわいいです。すごく。

このお衣装がね、すごかったです。目の覚めるような真っ赤です。印刷物なら絶対に特色使ってるな。私の距離だと素材まで同定できなかったけどシャツが面で光る系のキラキラの赤(スパンコールかな)、パンツがちょっとラメっぽい赤。とりあえず上下で光り方の違う真っ赤でした(語彙)。脊髄反射的にカズレーザーさんが頭に浮かんでしまい、2部の間ずっと離れませんでした。

「あ〜〜〜楽し〜〜!!」とご機嫌MAXなミッチーさん。これまでのステージについて、1部のMCで言及したハウルにからめてハウルカルシファーみたいに燃えたね」と振り返ります。前日のリハ後にはハウルを見ながら「たっくんが上手いことやってたから」と、好きなシーンを巻き戻して音を消して「声優の練習しちゃった」んだそうです。スター様…初日前夜に何をやって、、、

その後は「ね〜〜え!聞いてよ聞いてよ!アナログLPの話、まだしていい?」ということでその続き。喜びを隠さない姿を見ていると、こっちも口角ギュンギュンに上がっちゃうよね!!

 

さて愛哲。さくっと概要だけメモしておきます。

Q1 つらかったこの2年間。神様からご褒美がもらえるなら?

A1 「2枚組のアルバムです!」

直前のトークに結びつけた回答。「僕はね〜〜!1枚目のB面が好きです!」とのことでした☆

 

Q2 この2年間はどうだった?/ツアーの抱負は?

A1 心のギアチェンジ/外食王子のご飯問題/私はリンゴの木を植える

「幸せのハードルが低くなったよね。できることが限られると、今ここにある幸せに気づいたりして。心のギアチェンジを心がけたね」

自身が直面していた困難については「大変だったのはご飯」と振り返る“外食王子”ことミッチーさん。前日のリハ終了後についても「スターがさ、楽屋のお弁当を持って帰ってさ、器に移してさ、チンしてさ、ハウルみてんだよ?」。ベイベーたちがネイルを塗ったりポンポンを開いたり手首の点灯確認をしていたころ、スター様はそんな時間を過ごしていたとは、、、(なんだか2019ファイナルのプロテインぶちまけエピソード思い出しちゃった)

ツアーの抱負については、その前のトークで言及したマルティン・ルターの名言をふまえたものでした(明日世界が滅びようとも、私はリンゴの木を植える ※訳文あいまいです)。

 

Q3 この1年で印象深い出来事は?

A3 「ゆくミッチーくるミッチー。」

初の試みだったキャパ50%、マスク着用、声援なし、そして生配信。(チェックのために)眼球が10個くらい欲しかった」とのことでした。

 

Q4 (ここ最近で?※うろ覚え)初めてのことは?

A4 「コーヒーのCM。」

しばらく考えてこの答えを導き出したミッチーさん。最近いろんな制作現場で「ベイベーか、男子、いるな?」って思うことがあるのだそう(例:片手袋)。わかる〜!!

OA継続中の本挽きカレーのCMについても、売上が好調だと紹介し「買っていただけると、また本挽きのCMが決まるかもしれない☆」と嬉しい煽り!ええ〜!!買います!!!

 

さて、ここで突然、本日の「愛哲大賞」なるものが発表されます(油断していたので、ベイベーさんのお名前は覚えていたのですが質問がどれかは覚えておらず…)。今までそんなのなかったよね?何だろう?と思って聞いていると「あとでご褒美があります」とのこと。これについては後述!!

 

13.死んでもいい

「振るもの出して〜ガサガサして〜」とミッチーさん。休憩の間にバッグの出しやすいところにポンポンを用意していましたが、やっぱり初日はいつくるかわからないから準備はちょっとだけ慌てますね!(もちろん待ってくれるけど)。

少しだけ意外だったのは「今の気分は?」の後に「死んでも!いい!」とコールしたこと。そうか、このツアーでは(テイクマイハートではなくて)元のバージョンで歌うと決めたのですね!

 

再登場したメンバーのお衣装のキーカラーはミッチーさんに合わせて赤!!ポンポンは緑でしたが、このツアーで、緑の補色であるところの赤がガンガンに登場するとは思わなんだ…。

理枝さんは、赤のノースリ+白のシアーなスカート(チェックで透かし模様)。そしてダンサーズは赤×白のストライプのシャツでがっつりウエスト出し!もちろんミニボトム!はあ〜何たる曲線美☆女子ーズからは何となく50sっぽさを感じました。しかもさちえ先生ったら、再びウィッグです(ピンクみ?のある明るい色)。キュートすぎる!

「死んでもいい」でいつも密かに楽しみにしているのが、ダンサーが下手袖から登場するところでゆうこりんとはじめちゃんがちょっと遊んでるところです(ゆうこりんがはじめちゃんに突っ込んでいったりはじめちゃんが迎えにいったり)。あとはホーンのおじさんたちが「夜空高く〜!」でポンポンをぶん投げるところ。今回はドラムセットの後ろに落ちて(というかわざとそこに入れたのか?)、ローディーさんが回収していました。

 

14. 今夜、桃色クラブで。(新バージョン!)

イントロがかかったときに、まったく聞き覚えがなくて、「しまった!履修漏れか!!!」と後悔に襲われたのですが、途中で突然、聞き慣れた桃色クラブのフレーズが乗っかってきました。ええっ!!桃色クラブやるの!!!!

知見も語彙も足りないのでうまく言えませんが、ファンキーでかっこよくてオシャレ!なアレンジでした(この音源ほしいんですが!)。そしてポイントとなったのが、愛哲大賞ベイベーさんへのご褒美!新たに設けられた間奏のようなパートで、「○○○ちゃ〜〜〜ん」と名前をはっきり呼び、「好き♪好き♪好き好き♪」(※リズム違ったかも)と公開ラブコール!!背後のLEDでは桃色の巨大なハートが中央から繰り返し広がって明滅。お名前を呼ぶ「○○○ちゃ〜〜〜ん」も「○○○ちゅわ〜〜ん」くらいのニュアンスだったし、なんていうか圧倒的フワ〜オ♡感とでも言うべき演出でした!

C&Rができない、直接触れ合えない、制限だらけの今だからこそひねり出されたインタラクティブな演出。私はここに、ミッチーさんの「ベイベーたちともっと遊びたい!」という気持ちを感じました。記念すべき第1回大賞のベイベーさん、おめでとうございました☆

 

15. CRAZY A GO GO!!

この曲がかかると、なんだか、ああ、そうだよね終わっちゃうよね…と思ったりもします(そして、相変わらず怪しい盆踊りを繰り広げてしまう私…)。ゆくくるでも思ったのですが、2番Aメロのブレイクでピタッと止まる客席がめちゃくちゃ好きです。

今日もはじめちゃんのソロは超ファンキー!そしてアウトロのあらケンとのぐるぐる鬼ごっこのスピードが速くてビビリました。サックスってそんな走りながら吹けるっけ…。

 

ミッチーコール(強烈Ver)

初日、明確な意思のもとにはじまった強烈Ver。これはミッチーさんからの“フリ”に答えたものでした!前の記事では端折りましたが、前日のリハ帰りに暴走族に遭遇し、「ブォンブォンブォブォブォン!ブォブォブォブォン!」とやるもんだから思わず\ミッチー/と言ってしまったというエピ(このバイクの真似がめっちゃうまかった)。1部MCでこれを聞きながら「あ、今日は強烈になるな」と思いました(個人的にはどっちでも好きで、いつも始まったやつに合わせてますが)。

チャチャおじさんの電飾技、今年は背後のLEDを使ってでっかくMITCHYの文字が流れます(高速!)。めっちゃ速いのとバルコニーからの視界だったこともあり、最初はお魚が流れてる!?って思いました(そんなわけない)。

 

EC1. Shake me, darlin'

メンバーがツアT(男子→今年の黒T、女子→昨年のベイベーT)で、ミッチーさんは空色のシャツ+パンツで再登場。「しぇいくみーですかー!しぇいくみーでーす!」というセルフC&Rで激アツソングをぶちかまします。この位置にくるんだなぁこの曲!!

ミッチーさんてば「ツアーTシャツに着替えるぜ」のところで歌詞を間違えたので、さちえ先生がめっちゃかわいくアピったツアTが宙に浮きました…!その後の東京メトロさちえ線とゆうこりんは今回も前のめりでスピード出てましたね!(だって1エイトで立ち位置交換してサビの準備に入るんだもんね)

個人的な反省は練習不足!!間違えて「君のグッズ握りしめる」で経費チョップを振り下ろしちゃった。でもこれがバシっと踊れるようになったら絶対気持ちいいので、次回に向けて燃えています!WOWOW録画みて復習します!!

 

EC2. バラ色の人生(ちょっとだけ2020)

この曲を踊りながら満ち足りた気持ちで夢の時間に別れを告げるのが、本当に大好き。ここではもうタンバリンを置いてダンスに集中しました。

ベイベーパートではゆくくる同様に「心の中で!心の中で!」としっかり呼びかけてから、でも耳を済ませるジェスチャー。メロディとは別に「心の中で〜♪」と歌い上げます。1階ベイベーたちが我らがスターへまっすぐまっすぐ手を伸ばしている様が美しく、ああ、私たち、確かに心と心を交わし合っている…!と震えました。

ゆくくる同様ラスサビのアレンジが変わっていて、振り付けもそのキメにあわせたものに。今ツアーはこれでいくのね、録画で復習しておかねば!

 

エンディング Two of us

整列したメンバーたち。なんと軽い振り付けがあって、揺れながら踊るではありませんか…!これも、言葉を使わずに心を通わせたいという気持ちの表れなのでしょうか。本当なら、私達もみんなの名前をコールしたいもんなぁ。エモ系の選曲ではなく小粋なTwo of usでお別れっていうのが、このツアーにぴったりだなぁと思います。

 

 

バルコニーから見えた世界

チケットが届いたとき、席が面白すぎる!?と思ったのですが実際に座ってみると、視界は開けているし個室感もあって落ち着ける席で、もはや貴族じゃん、ロイヤルボックスじゃん!と嬉しくなりました。位置的にも真ん中ベイベーの上空にあたり、ドローンで見ているようなユニークな視界で楽しむことができました。バルコニー席があるホールは多くはないと思いますが、いつかまた巡ってきてほしいなぁ。

 

このちょっと変わった席からは、いつもならなかなか見えないものも、垣間見ることができました。

 

揃いのツアTにマスク姿でしっかりと見守る、ウラウラと、ローディーのみなさん。

スターがはけてくるときに暗幕の足元をほのかに照らす懐中電灯の光。

退場してくるメンバーを出迎えながら、1人ひとりと肘タッチをする笑顔のチエホフ。

そして、「チャオ☆」という挨拶を残してゆったりと帰ってゆく、ミッチーさんの背中。

 

この2時間半あまりの輝く非日常を、たくさんの人が支えている。

 

心に残った締めの挨拶を書き残しておきます。

「つらいのはみんな一緒。ここで強くなろうよ!強くなるということは、優しくなること」

かっこいい、広い背中を見送りながら、ああやっぱり、私はこの人についていきたい!!と改めて確信する夜になりました。

 

ミッチーさんやベイベー男子のみなさんと共にする魂の旅が、とうとう本当に始まりました。引き続き緊張感を持ちつつも、この幸せを大切に、日常を泳いでいこうと思います!(グッズを握りしめながら)