神戸の街を見下ろすロビーから☆
※以下、ネタバレです!必要に応じてご自衛くださいませ。
※個人の感想/主観です。
第1部はこちら
2部
愛と哲学の小部屋
登場曲は久しぶりのアンパンマン…だったのですが!「とんちんかんミッチーさん」の前口上がありました笑。なんとなく言う気がしていたんだけど、本人も「この曲じゃなかった〜」てニコニコ。手の振り方がめっちゃ可愛くてアンパンマンに寄せているなぁとおもいました。歩きながらセンターあたりで「アンパーンチ!」。可愛いよう可愛いよう。
若い頃のエピソードを紹介しつつ(ひらひらブラウスでバラ一輪携えて「ハーイ!僕ミッチー!」とステージに登場すると関西のお客さんはドッとウケる)、ラッキーボーイだったという流れで自身を「ラッキーダンディ」と称していたのが好きでした。さっきから「可愛い」という表現が止まらないのでもうスーパープリティーラッキーダンディだね!!
というか冒頭で「愛しの神戸ビーフ!」と愛情たっぷりに呼びかけられたので完全に熟成肉みたいになってきたよ私たち。
Q1 こんな人とこんなところに行ったから楽しめた!というエピソードは?
A2 FC旅行で行ったラスベガス☆
カナケンに音楽の仕事をされているお友達を初心者ベイベーとしてお連れしたベイベーさんより。今年はプロベイベーさんのエピソードがたまたま続いていますが、そういう方の感想は興味深いなぁ。
そこから、その友達と一緒だったからこそ違った視点でワンマンショーが楽しめたということで上記の質問。
ラスベガスに行ったとき、カジノには行かずにその隣で「プリンスのモノマネバンドを三日三晩楽しんだ」というのがお答えでした。「6ドルのラムコークばんばん飲んでさ…」というディティールにグッときました。しかもそこに理枝さんが当時のダンサーさんや飛び入りしたっていうからびっくりよ!
Q2 反抗期の娘に反抗期が治る一言を
A2 「○○○ベイベー…心のお父さんだよ。」
思春期の娘さん(上記の○○○さん)と一緒に来ているベイベーさんより。質問が、途中でミッチーさんがこれ大丈夫なやつ?って面食らうくらいの内容でめちゃくちゃ面白かったwwwのですがここはあえてお答えだけを書いておきます😂関西ベイベーさんの秀逸さよ…
Q3 クリエイトするときに大事にしている信念は?
A3 自分が受け取る立場だったら、どんなものが見たいか、どんな音楽が聴きたいかを考える
「ミッチーさんこんばんは!ごにゃごにゃごにゃ!」と冒頭を読みだして後半が意味不明になったのは前の質問による動揺のためらしいですw
クリエイターとしてのミッチーさんの心をノックする素敵な質問でございました。お答えは上記で、さらに、俳優としての心がけを「どう機能するか」って表現していたのがミッチーさんらしいなぁ。でもその後に「機能戦士」って言ってた気がするのでこれもまたミッチーさんらしいなぁ???*1
次の質問との間に、26周年を迎えた話をしていて、「還暦も見えてくる!」とこの先を見据えたお話も。これ以上働いたら体が壊れちゃうから気をつけつつ「マイペース&ハイペース」にやっていきたいというような抱負。そのあとで美容医療への関心を語ったりしていて興味深かったんですが、最後にこれを書きとめておきたいです。
「何が言いたいかっていうと、一緒に年取っていこう!」
ミッチーとベイベーのよい関係は、高次のパートナーシップなのだと思います。添い遂げようね!!!!
Q4 リーダーとして心がけていることは?
A4 よく喋ること。メンバー、スタッフのいいところをどんどん褒めます!
もぉぉぉ最高〜〜!!ミッチーさんのリーダーシップ論大好きだしマジで仕事に参考になります。「座組のみんなには、この仕事、ワンマンショーツアーを楽しんでほしい」っていう根底にある考えがまず素敵だし。「笑顔を広げていく」「年齢じゃない、人と人は『心』」とか、胸に刺さるフレーズがいっぱい。この「年齢じゃない」のエピソードは、解禁前ドラマに関してだったのですが、なんと、娘のいる父親役なんですって!!思い出さずにいられようか、グラメのアメリーちゃんとの絡みを…!
娘役の子役さんとのコミュニケーションについての話をしていて、それが身長にまつわる内容だったので、脳内で腰をかがめて目線をあわせている姿を想像して、萌え転がりました…。
内容に戻りますけど、この心がけを「声かけ運動」って言っていて、やっぱり心から真似したい。私はリーダーでもなんでもないけど、リーダーのこの姿勢は組織の心理的安全性を高めると思うんですよね(※たぶんマジで怖いときもあると思うけど、たぶん)。そういやミッチーさんはメロディアスとかで「マスクの下は!キラキラ笑顔!!」ってよく言うけど、マジレスすると私はあいさつひとつとっても、マスクで口元がわからないぶん目だけではっきり笑うになったよ*2、コロナ以降ミッチーさんの話を聞いていてなんかそういうふうになったんだよ。
メンバー再登場。Q4冒頭で「最近ミッチーさんの人気がじわじわと上がってきていて」という前振りがあったため、「ミッチーを褒め称えていこう!」「人気あるよー!!」と元気に言っていたのですが、1200人だから本当によかったよ神戸!(マジレスやめな??)
理枝さんが1部の感じから一転、美容知識をバッチリ披露してくれました。その口調がいつもとちょっと違って可愛くて、お風呂場での体の洗い方について「手で優しーく洗うんだよ♡」「え、それで落ちるの?」「落ちる落ちる♡」みたいなやり取りが2人とも可愛すぎました。その続きで、ビタミン源として「あとはイチゴ!」と紹介したらミッチーさんも「イチゴで洗う!?」って真面目リアクション。まとめでは「でも一番はミッチーさんのライブに来ること!」という伊藤理枝みが遺憾なく発揮されたのでした。「もともとSuper Star!」ってイイ発音で言ってたのも好き。
14.フライドポテト
イントロ冒頭の前傾姿勢の左→右の動き、今回ミッチーさんは頭をちょっとグラグラさせていました。表情までは見えなかったけどちょっぴり面白い表情だったのだろうなというのを透視しました。
間奏ではいつもより手前で崩れ落ちて、理枝さんのほうが、どしたどした?みたいな感じでちょっと自分の立ち位置から前に出てきました。ここでオンマイクで「おつ!」。
2人四つん這いで向かい合って、聞こえないけどなんか会話してた!なんだろうね、想像するのも楽しいぜ!
そして、今回たまたまなのかもしれませんが、ラスサビの「カツ丼もってのほかでしょ」でブーイングの振りをするところ、理枝さんの振りが右手(=向かって左)だけになっていました。変更かしら?でも個人的にちょっぴり気がとがめる振付ではあったので1/2になるのは大歓迎ですよ!?
15.死んでもいい
冒頭で早速ジャケットを脱いだのと、レッツ自己解放〜〜!!!って叫んでいたのと、最後のポーズで可愛くメガネのつるをつまんでいたことは間違いなく覚えているのです。何が言いたいかというとメガネはどこでなくなったの?という話で、コングラの途中…?だったっけ?(帰り道にりつさんと思い出そうとしたけど、コングラの冒頭で「メガネまだある」って思って2人とも油断したということが発覚したw)
16.コングラッチュレーション!!
この人数だし、関西1本目だし、これは言うよね?と思ったらそのとおりで、冒頭で久々の「ポンポンそのまま〜〜!!」
しかし、びっくりしました…そうやってイントロを経て歌い始めたところ、なんと、タースーの頭上から白い紙のようなものがヒラヒラと…!その落ちてくる様子から、おそらくA4くらいの紙だろうと、危ないものじゃないだろうとわかったけれど、えっえっ頭上に落ちちゃう!?と思って、本当に釘付けになって踊るのを止めてしまいました。
最終的には背後に落ちて、落ち着き払ったチエホフが回収。ちょうど歌詞の重なりもあいまって「無事で何よりです」案件。ひやっとしますよね本当に、気をつけてね!
アウトロ(=イントロと同じ)ところの右・左に斜めに伸ばすところの振りは背中を向けて私たちと一緒にやっていて(これがまたちゃんと鏡の向きなのよ)、ぐい〜ん!って伸び方が素敵でした。
17.ポン酢・ポンザー・ポンゼスト
さぁ〜て!今週のポンゼストは〜???(なぜかサザエさんを引きずる私)
お、ダンサーが先週と同じポーズ(シンメで片足立ちしておうちのような形)をしている!ミッチーさん!おうちにー!!はいってー!!!(私の心の声)
結果:センターでゲッツ!!!
…これはまだまだ変わるのではという気がいたします。来週はいかに!!
そして今週からさちえ先生が阿波踊りに本格参戦!あら、でもなんかエレガントさが残ってる…!?ということでやっぱりゆうこりんの腰の入り方、手の動きのキレが謎すぎる。いったいどこで習ったんですか???
この流れのまま阿波踊りのポーズ(めちゃくちゃ腰を落としている)でラストを決めたミッチーさん、「対策をバッチリしてきたのに、なんと!ふくらはぎが攣りそう!」と告白し、ぴょこぴょこしながらはけてゆきました。え…可愛………
EC
ミッチーコールは強烈バージョン。とても久しぶりに、チャチャおじさんの手元をそっと見つめました。そしてその対面には、サンプリングを操作するチエホフ。離れたところで向かい合って静かに仕事する2人のおじさん…最高です。
EC1.君の中へ
再登場して一度水飲み場に向かい、さりげなくアキレス腱をのばすミッチーさん。攣りそうなの、治ったかな!?
そうして始まった「君の中へ」。緩急が絶妙で、自在に押したり引いたりする歌唱を、神戸のよい音響で楽しめる幸せ。
そして、やっと到達できたセンブロ(しかもちょうどよい後ろ)で、照明の美しさに涙が出そうになりました。3回登場するサビですべて照明の表現が違うことが、今回はじめてわかりました。とくに7本の淡いピンスポがやわらかく巡ってゆくのがすばらしかった。「ミッチーさんを見る」というよりかは空間そのものに溶け込むような心持ちで堪能しました。
最後には「おしっ!」という納得感のある声。わかる!!
EC2.S.D.R.
S.D.R.日替わり1×8
- メリケンパークで→右手伸ばして左から動かしてさざなみ4カウント(左手は腰)、逆で繰り返し
- ワキワキ→右、左で両手をワキワキ
- ポートタワー!→内股で両膝イン、手を斜め上に伸ばして手の甲を平らに。全身でXっぽい形、つまりポートタワーに!アイデアが最高!!
レクチャータイムでは、やっぱりゲッツが連打されたのですが、さっちんは正面を向いたまま「アッ!」みたいに小さく胸に手を当てて受け止め、ゆうこりんはタースーに向かって阿波踊りで打ち返していました????「何かわかんないよww」とウケるタースー…っていうかゆうこりん…ゆうこりん…!!(両手で胸を押さえてしゃがむ)
それにしても「ポートタワー!」は、よくある回してFooo!のパターンとは違うこともあり、形が難しいなぁ!?と思ってたらタースーからは「できるよね!?」と圧をかけられたよ…
Bメロ3回目
2公演ぶりですが、このパートはやはり完全に日替わりなのだなと実感(なので小見出しを立てました)。今回はセンターを示しながら理枝さんに「こいこい」と誘導、理枝さんをセンターに立たせた上で、その後ろでバンザイしてびよ〜〜ん!みたいなジャンプをしていました!(ってか「こいこい」の感じがやっぱりサザエさん)
2回目の「S.D.R.」のRを後ろ姿のお尻でキメたミッチーさんが、そのお尻を突き出したまま、腕をだらーんとしてふーっ…と息を吐いて動けずにいる。クラップしながら階段を降りてくるダンサーが、位置につきつつそんな座長にニコッと微笑みかける。野村さんのソロで階段を見上げるようにセンターにしゃがみ、客席を振り返って幸せそうにうんうんと頷く。……愛しさが溢れそうなシーンがたくさん思い出されます。
EC3.バラ色の人生
もう新幹線で帰らなきゃ、今なら帰れる!やったら帰れないよ!お泊まりだよ!(意訳)というのがここであったかな、みんなのタンバリンで3曲目のプレゼントへ。
位置につくように促し、センターに立ったのち、「ゆうこ!おなかすいた!」(ゆうこりん:お腹すいたマイム)、「さっちん!ビール飲みたい」(さっちん:ビールをあおるマイム)…そんで、ちゃんとした言い回しを忘れてしまったんだけど、求めすぎてる?みたいな感じで、もしや…!という空気にしておいて、始まったのはバラ色でした!
アウトロでは「♪ありがとう〜ありがとう〜」と歌い、最後には頭上で両手のハート、そして腕をつかって大きなハートをつくるミッチーさん。幸せに満ちたお別れの時間でした。
チエさんのほうを向いて、帰れる?帰れない?と尋ねるタースー。いやーどうかなぁという表情で時計を見るチエさん。公演時間について「2時間45分?」と確認していてまさにそのとおりで、私の腕時計でも20:45を指していました。
書き残せたところ。
「素晴らしい、素晴らしい僕たち!1対1×1200!」「高め合っていこう及川一座!」
月末の大阪2Daysについても「メニュー、変えるから!そんで1曲目は間違えないようにするから!」と誘いかけて、私が初心者なら絶対にロビーのチケ売り場に並んで2枚買っていたことでしょう。
「初心者ベイベーも当日券ベイベーも抱き合って帰ろう!」(意訳)
「両手を広げて!遠隔ハグ!」←ここで笑い声が響いちゃってもそこを次で回収してくれるタースーが大好きだ!!!
「神戸!ぎゅう〜〜〜!!!(「ぎゅー」だけオフマイク)」
「ドンッ!」(いきなり突き放された)
「構えて!」(空を切る音)
「遠隔!真剣白刃取り」
\パァン/
ピカピカの笑顔で「気持ちいい!」と叫んで、足をぴょこん!と上げて、スーパープリティーな52歳は、袖に帰ってゆきました。
*
宝塚大劇場を経て、ワンマンの記憶、なんとか保持できた(でもギリギリよ)。
すべてが楽しかった神戸公演、また来年も戻ってくるからね!
お隣のりつさんの素敵レポ(間違いなく私より5倍ミッチーさんを見ている!!)はこちらから!書き終えたからやっと読める!
及川光博ワンマンショー「GROOVE CIRCUS」神戸公演感想 - うぐいすハーモニカ