RIE JENNI福岡公演☆ミニツアーで回る大阪・福岡・札幌のうち、都合がぴったりだった地元を選びました（実家で書いてます）。愛とグルーヴに満ちた空間の感想をお届けします（セトリは未補完でごめんなさい→情報いただいて追記しました✨ありがとうございます）
※ネタバレです。個人の感想/主観です。今回メモなしです。至らぬ点もあると思いますが大目に見てくださいませ…
1部
あまく危険な香り、Just Squeeze Me／MC
スパンコールが鈍く輝くタイトなドレスにブーツで登場し、ゆったりとハイチェアに腰掛けた理枝さん。このお衣装はなんといっても限界スリットが眼福でした…。
最初の2曲タイトルわからずごめんなさい、カバーかなと思います→教えていただいて情報補完いたしました！
「あまく危険な香り」は理枝さんのスキャットの多重録音とともに高野さんの演奏、「Just Squeeze Me」*1からはフッシーも登場。リズム隊の音源に乗せてたった2人で演奏しているんだけど、キメがピッッタリですごく気持ちよくて、メロウだけど緊張感のあるアンサンブルに早くも心を掴まれます。
間奏の間、表情を作ってスッ…とセンターに立ち続け、確かに空間を支配する理枝さん。バックコーラスとは全く違うオーラ、プレゼンスに圧倒されます。
開口一番、「わー、こんなにたくさん集まってくれて…」と会場を見渡して、笑顔でコーラをプシュッ。
何が起こるかわからない世の中、パフォーマー、演者として出来ることは、“ここに来ればこの気持ちになれる”、みたいな場所をつくること。というようなことを、微笑みながら、みんなを見渡しながら、話してくれました（まったく言葉には出ていないけれどニュースを踏まえていることは明白でした）。「ここにいますんでね」「ひとりじゃないよ」というメッセージが優しい…。暗い海を照らしてくれる、灯台のような愛。
DROP、インスト曲（タイトル不明）
疾走感のあるDROP！大好きな曲です。後半に出てきた、高野さんによる低音域の混沌の表現が素晴らしかったです（あれはグリッサンドの一種かな？最後は高いところにわかりやすいグリッサンドがあった*2）。フッシーはDROPではフリューゲルホルン、次のソロ曲*3ではトランペットにミュートをつけて、後半は外して。天才トランペッターの変幻自在な演奏を堪能しました。
〜ジャンケン大会〜
JENNI BEATSのテーマ曲が流れる中、エメラルドグリーンのワンピース*4に身を包んで再登場した理枝さん。「みなさんとお遊びがしたい♡」とのことで、理枝さんが抱えているプレゼントをかけたジャンケン大会がスタート！勝ち残ったジェニーさんに、ステージからプレゼントの包みが贈られました。中身はこれまでラジオで紹介してきたおすすめのコスメたちなんですって！素敵！！
私ですか？1回戦で負けました。笑（チョキの人でした✌️）
2部
BIG MOUTH
ステージに黒一色のハードな衣装に身を包んだダンサーが現れ、4人でポーズ。カッコいい！つよつよだ…！黒のパンツスタイルの理枝さんをセンターに迎え、始まったのは期待通りBIG MOUTH！スピーカーの重低音に負けないぐらいの重量感あるダンスに圧倒され、さっそく深刻な「目が足りない」状態に陥ります。ゆうこりんが脚を前方に挙げて円を描くような振付かっこよかったし、カオリンのハイキックは天井に刺さるかと思った。
マリリンとカオリンはタイトなボンデージ風で、さっちんとゆうこりんはサテンのキャミワンピにハードなダメージレギンス。後半はマリリンとカオリンが残って理枝さんとクールにヴォーギング。新宿以来、これもう1回観たかったの！
ice cream
さっちんの…多分「Shake and lick」のところだったと思うんだけど、表現があまりにも大人で（※厚めのオブラートに包んだ）、刺激が強すぎて叫びそうになりました。ヘアスタイルは細かいウェーブヘアをちょっとだけ高いところでつまんであとは下ろしたものだったので、顔に乱れてかかる黒髪も計算のうちという感じで…嗚呼…デカダン…（昇天）
間奏でさっちんが最前のジェニーさんに目線を送っているのをニコニコ眺めていたら、私にも「あら♡」という感じで目線をくれて嬉しくて…私、、ニヤァ…って笑みを返してしまいました。ねえ私、なんかもっと可愛いリアクションなかったの？？
深海ドライブ
新宿での初披露と同じく、ダンサーが順に現れて理枝さんに絡んでゆく演出。でも、ダンサーの登場順が逆再生でした！！つまり、ゆうこりん→さっちん→カオリン→マリリン。
新宿では最後に現れたゆうこりんが胸元にキスして最後は首をガッとやる担当だったので、ゆうこりんが最初に登場したとき…表情の演出は前回を踏襲していてそれはもう氷のような眼差しだったので、えっ？？もう？？もう殺るの？？？？？って思わず戦慄。つっかかるような突き放すような不思議な絡みでした。あああ私もゆうこりんに冷たくされたい！！！*5
そしてさっちんの表情もすごかった。下手の空間を見て何かに激しく怯えたかと思うと、ふとセンターにいる理枝さんに気づいて、安堵のような笑みをふわぁ…と浮かべ、理枝さんにロックオン。その瞬間に鳥肌がブワッ！！！ときました…。
カオリン→マリリンは上手通路からフリンジワンピースに着替えて登場。カオリンが床を使って魅せ、最後のマリリンは理枝さんの左手をそっと取り、背後から優しく抱きしめて…この間、理枝さんはわずかに恍惚の表情を浮かべていたのですが最後は…ガクッ…と脱力して曲が終わったので…やっぱりお命が取られてしまうお話だったのね…と思いました。このお姿をこの近さで見るのは背徳感ありましたね…。
新宿での演出意図（ストーリー）はFCのラジオで知っていたのですが、今回のもいつか聞いてみたいなぁ！
次の曲に移る前、理枝さんは右手につけていたキラキラ光るバングルをするっ…と外して、最前列のジェニーさんにプレゼントされていました。愛の贈り物（物理）…！
負けでいいですぅ
ここで、お着替えが完了しているマリリンとカオリンが居残り。初披露では4人verで椅子も登場していたのでマイナーチェンジしてますね！
ラップの「キズいったばっかりなのにね」を歌う理枝さんが首元を示すような手振りをつけていて、歌詞の解釈として「あ、けっこうクリティカルなんだ」と今回思いました。
We love music
ああっ！もうこの曲が来ちゃったぁ…！フリンジのキャミ＆パンツ（へそ出し…♡）に着替えたさっちん（濃い黄色）、ゆうこりん（ターコイズブルー）も合流して美女大渋滞の大団円！
初披露ではカラフルなストリートスタイルでガールズパワー！！という印象でしたが、今回のドレスアップバージョンも良き！
で、さらにこの曲は某国民的大スターのワンマンショーで10回観ているわけですが、振付に対する解像度が上がったのだと思います、2人verと4人verの違いにいちいち興奮しました。例えば2番Aメロ（切なくて大好き）の「♪教室で潤んだ夕日…」のところ、2人1組で「机に頬杖をつく学生」が表現されて、その後の「♪つないでた指と指が…」は、いつもさっちんとゆうこりんが向かい合ってやっている振付をマリリンとカオリンが担当していて、エモが爆発しました…。
これで本編が終了、「いったん、終わったふりします♡」と笑顔で退場。
EC
my collection
ダンサーとリンクする真っ赤なフリンジワンピにお着替えして再登場！これで5人が完全体になりましたね、ジェニレンジャーのレッドですね（何だそれは）
2部からずっと立ちたいなぁ（踊りたいなぁ）と思っていて、アンコール曲がいよいよ始まるという中、訴えるような目で理枝さんを見つめる私。会場中もきっとそんな雰囲気で、理枝さんからニヤリと「立ちたかったら…立っても…いいよ…立ってても座ってても…」みたいなゴーサインが出ました！
この振付ぜんぜんできないんだけど（できんのかい！）、やっぱりウズウズしていたから体を動かせるだけでハッピー！ぎゅうぎゅうのステージに5人のカラフルな衣装が躍動して、「生」のパワーが溢れてきます。
baby! baby! baby!
お別れはやっぱりこのナンバー！勝手に体が動いちゃう。最早練習スタジオのほうが広いのでは？という空間でアイコンタクトを取りながら立ち位置をどんどん入れ替えるダンサー。自分に近い立ち位置に来たときの、マリリンのピッカピカの笑顔が忘れられません。
理枝さんがジェニーたちを幸せそうに見渡して、私たちは「baby!」のキメに合わせて指を突き上げて、間奏とアウトロではがっつりダウンでリズムを取って…この曲にしか生まれない一体感が確かにある。みんなで幸せになれる魔法の曲だなと思います。
＊
最後、「やばい…福岡、アツい…！」と言ってくれたのが嬉しかった♡さらに感激したのが、出口で、理枝さんが1人ひとりにバラの花を手渡して見送ってくださったこと。お話できないなりにラブをお伝えして、最後に振り返ったら笑顔で🫶を返してくれてうえーん！！！（情緒）
こんなときだからこそ、浮世を忘れて音楽に夢中になれるこの時間は、とてもありがたいものでした。その愛は、きっと明日も灯台のようにそこにある。だから自分で歩いていける。
理枝さん、今夜も抱えきれないほどの愛をありがとうございました！
