神奈川県民という意識が普段はぜんぜんないけど、この日ばかりは県民意識バリバリで臨みました!
まだねむいけど起きました!(書き始めた時点では朝です)何がなんでも今日中に書き上げないとドラゴン桜1話みて全部忘れちゃう。
第1部の感想はこちら。
※以下、ネタバレです!必要に応じてご自衛くださいませ。
※個人の感想/主観です。
第2部
愛と哲学の小部屋〜オンライン
天の川ランデヴーのイントロの登場。袖からライトの中にちょっと走り出てきて両手を広げて「じゃーん!」みたいなポーズ(先週の「じゃーん!」を思い出す)。笑いをこらえきれないといった感じで「たのし〜〜ね〜〜!」とウキウキで、ただひたすらかわいいです。
冒頭のおしゃべりでは「BE MY ONE」に触れて(曲のことかなと思ったけどアルバム全体を指すのかも)、「かわいそうな子だから優しくしてあげて」。(2020年はコロナのせいで)学園祭とか修学旅行を経験させてあげられなかったから、という話を再びしてくれました。
各階とのC&R(シャンのシャンまたはパンのパン)、1階でお野菜が登場しましたよ…!
ブロッコリー、芽キャベツは2回目、チンゲンサイは初!ミッチーさんは「俺は赤いから赤唐辛子」とのこと。ちなみに私は今週のお野菜を「パクチー」と予想して撃沈しました。
「今日、やれてよかったねぇ〜」と感慨深く語るミッチーさんを、あたたかい拍手が包みます。ああ本当にそう、ギリギリだったんだよね…。いよいよOAが始まる「ドラゴン桜」の感染対策についても、セットに入るたびに消毒をしているそうで「1日50回くらいアルコールしゅっしゅしゅっしゅしてますよ」。最後は「オッケーですか?」\オッケーでーす/のC&Rで、なぜか流麗なボウリングのポーズ(レスポンスのオッケーでーす!で投げる)(うますぎるから多分ストライク)。
Q1 ツアTでも外出することはありますか?
A1 あります!
こちらのベイベーさん、ツアTを着て街頭インタビューに答えたことで「ツアTが全国OA」というミラクルを起こされたそう…!ミッチーさんが自分のツアT大好きなことは薄々気づいていましたが、やっぱり外出もするよね〜。「インナーに着るという感じかな」「美意識、美学の表れなので、気に入ってないわけがない」。同じツアTを3〜4枚持っていて、「リハ用とか、とっとく用とか」。とっとく用…かわいい…。
さらに、ツアTの“コーデ問題”にも言及。Vネックが好きで丸首はどうもしっくりこないけれど、「シャツの下のVネックはセクシーに見えちゃう」。あーたしかに、開き具合によってはそうかも?唐沢さんに「開けすぎじゃないのか」みたいに突っ込まれるそうです。
Q2 ミッチーのワンマンショーに興味を示してくれた人に、何ておすすめするのが正解?
A2 (ワンマンショーの魅力は)内緒なんですよ、と思わせぶりに。
チケットを発券したときのコンビニ店員さんとのやりとりがきっかけの話でした。このベイベーさんがやっと言えたことというのが「お、おもしろいですよ」だったそうでミッチーさん大爆笑。どう言うのがいいか頭をひねりつつ、「歌舞伎界の妻」みたいにやるのはどうかな、と「うちの及川をよろしくお願いします〜」(と声をつくって頭を下げる)。これは、「梨園の妻」ってパッと出てこなかったんだろうな(タンパク質の粉*1、みたいな)。
出てきた案は、“人は内緒だと言われると絶対話したくなる”心理を利用する作戦。「絶対内緒ですよ〜?」と前置きして思わせぶりに、こんな感じで話してみては、と実演してくれました。「あのですね、ミッチーは流行りたくないんですよ」(なんでですか?)「廃れたくないから」。さらに、もし一言で済ませるなら、「すっごいですよ」。(グループじゃないから)5人も10人もいない、解散も脱退もない、「1人でずっとやってますよ」。
実演してくれたミッチーをよく知らない人との会話がなんかリアルだったなぁ、“えー、十分人気(有名?だったかも)じゃないですか”みたいなリアクションも出てきたんですが、そのニュアンス、超わかるー。
最後は、(5/16、予定では宣言が明ける)八王子が無事に開催されるように!という祈りの言葉でした。
Q3 オンラインイベントを成功させたミッチーさんに質問。オンラインで複数の人に向けて話すコツは?
A3 画面上をすべてブロッコリーにしなさい。
ミッチーさん、読み終えて質問をまとめる段階で既にニュアンスがちょっとずれていたのですが、「(新入社員研修の講師として)オンラインで話すコツ」じゃなくて「人前で緊張せずに話すコツ」について回答されていましたね。今のニーズにあったナイス質問だったのですが、ミッチーさんは「目の前のお客さんをブロッコリーだと思いなさい」「画面上をすべてブロッコリーにしなさい」という振り切った回答でした。話し方については「噛んだって、詰まったっていい。求心力は、なめらかな口調ではないと思う」と、俳優としてセリフの話し方について一家言を述べます(そういえば人気俳優もやってるんだった忘れてた)。最後は、「(画面に向かって)ブロッコリーですか?って聞いてごらん?答えないと思うけど」と鮮やか〜な締めでした!
Q4 ミッチーさんが“推し”ではなく“星”ならば、ファンタスティックスは何とお呼びしたら?
A4 バンド。(でいいんじゃね?みたいなニュアンス)
神戸での話を聞いて…ということで出た質問。ということで完全に神戸のおさらいとして、
- 推しではなく星
- ファンサじゃなくて愛情表現
- 沼じゃなくて泉に浸かる
をアンコール放送してくれました!この3つめはすぐ出てこなくてチエホフに聞いて答えてた(ってかチエホフ即答できるのすごくない?)。
私、「推し」という言葉の汎用性はけっこう好きなのですが、あんまり言われたくないのかなぁ、と思ったりして迷うところです。でも今回聞いて思ったのは、「10代、20代じゃないんだから」という言い方もしていて、その後、「クソ」って言い方しないよとたしなめたりもしていたので、これは「流行りの若者言葉を無理して使わなくてもいいでしょうよ」というニュアンスなのかぁということです(※これは完全に私の解釈です)。禁止されたわけではないしあまり縮こまらず、けど素敵な「星」も使っていきたいよね、と思う所存(※個人の思いです)。
そういえば「泉」だって、2019年の人見の愛哲で脚光を浴びたんだよなぁ、と思い出し。やっぱりミッチーとベイベーって、とってもインタラクティブ!
13. 死んでもいい
ギリギリで開催できた神奈川公演。人見を延期して次は八王子だけど、どうなるかわからないという夜でした。ミッチーさんは「今日は『死んでもいい』で歌うけれど、今後いつ『テイク・マイ・ハート』になるかわからないからね」、ということで、悔いなくやろうね、みたいなニュアンスで話してくれました。「今日は死んでもいい、死んでもいいよ〜〜〜?」と面白いトーンで煽って「あ、ほんとうに死んじゃだめだよ」みたいなフォローを笑いながら。文字にすると強烈な言葉ですし初心者のとき最初に聞いてびっくりしたのは「えっ!死んだらいかん!」だったので、どこまで伝わるかわかりませんが、とにかく楽しく、そして悔いなくね!というメッセージを受け取りました。
イントロでは神戸に引き続き「大人になっても変われません♪」を歌いました。
私、落ちサビでベイベーたちがポンポンを下げても止めずにワサワサさせているのが大好きです。1席空けとは思えないギュッと愛が詰まった空間で、両手に持った光るブロッコリー(語弊)を下げてワサワサさせているベイベーたち。なんと幸せなブロッコリー畑の風景でしょう。
14. 今夜、桃色クラブで。(新)/15. CRAZY A GO GO!!
イントロで小気味よくシャウト!桃色クラブの新アレンジ、ミッチーさん絶対お気に入りだよね。チャッチャッチャチャッチャッチャッチャチャッ!のところは、あとちょっとなので次で覚えます!!(両手で頬を挟んで右足を上げて「キャッ」みたいな最後のポーズがかわいいなぁ)。クレイジーは、今回前の3席を潰してあって客席が遠かったからか、神戸で開発された“近距離遠隔ハイタッチ”みたいのはなくて、でも上手では特定のベイベーさんをガツンと指差していて、あ、これは逝っちゃうやつですよね、と遠くから合掌しました…。
EC1. Shake me, darlin'
ミッチーコールは4公演連続で強烈バージョンでした!最初に、通常バージョンが始まったと思ったんだけど、そこに強烈がやってきて飲み込まれた感じ。
- 通常バージョン:\ミッチー/👏👏👏
- 強烈バージョン:👏👏 👏👏👏 👏👏👏👏\ミッチー/
神戸の記事で上記について考察してみましたが、今回は、通常の「👏👏👏」って、強烈のパーツとしての「👏👏👏」としても成り立つから、やはり強烈は強し!と思いました。
メンバー再登場では女子ーズのツアTが今年のミントカラーTに衣替えしていました!こっちもかわいい♡
「この日のために!行きてきたんだ!」と叫び、しぇいくみーへ突入!(1席空け関係なく)前後左右に人がいない中、その席でそんな踊る??って感じですがタンバリンを置いて元気に踊りました!いま意識しているところはイントロの「ンパパ♪ンパ♪」の偶数カウントをしっかりアップで取るところです!
最後にびっくりしたのが、アウトロにあわせてミッチーさんが腰を振りながら「チェッチェッコリッ♪」って歌ったことです。終わるのに終わらないの!?みたいに私は思ってしまったので、両脇にいたさっちんとゆうこりんが動じなかったことがマジ尊敬です。ミッチーさんは、かわいかったです(定期)。
EC2. バラ色の人生
最後はアウトロにのせて神戸のリフレインでした。以下の内容を、フレーズごとにちょっとずつ歌う感じです。
「♪達成感」
「♪充足感」
「♪幸福感」
「♪俺はこの道を〜」
「♪ゆく〜」
熱い決意表明に胸を打たれていると、ここで曲が終わってドラムがダカダッ!って締めてから
「のだ」
って小さく言ったのでフフってなっちゃった。
最終的には「俺はこの道をゆくのだ」という文章になったのですが、「のだ」を付け加えたのはちょっとした照れ隠しなのかもしれません。
エンディング〜Two of us
「明日から忍耐忍耐の日々がまた始まります」と呼びかけるミッチーさん。言い回しはうろ覚えだけど、そんななかでも、しっかり生きていこうね、またキラキラした瞬間を一緒に…というメッセージを投げかけてくれました。
最後に、長く濃密な、遠隔ハグ。次はいつできるかわからない、遠隔ハグ。
無言で抱きしめあって、長い間があったのちに、
「しっかりね」
と言って、はけてゆきました。
広島か神戸では「元気でね」を聞いた気がするのですが、「しっかりね」には、それとはまた違った、しばらく会えなくても君ならやれるよね、という信頼も込められているように感じました。とっても励まされたのは、言うまでもありません。
前半の記事では端折りましたが、ミッチーさんからは、「悔し涙を流して唇を噛んで血を流しながら」来ることを諦めた方々への言及もありました(そういう方々にも届くように、と)。チケットの有無だけじゃなく、本当に1人ひとりの考え、事情、環境によって、ワンマンショーに来られるかどうかは違います。さらに、ワンマンショーそのものだって、やっぱりいつなくなってもおかしくないのです。ミッチーさんが私たちを信じて語りかけてくれた「しっかりね」。この言葉を胸に、自分にできることをやっていかなくちゃと思います。
去り際、ロビーの明かりが漏れる神奈川県民ホールを名残惜しく振り返りました。輝いていたカナケン公演2時間40分の余韻を、また会える日までリフレインしてゆきます。願わくば、八王子でまた、愛し愛されましょう。
*1:2019 PUPLE DIAMONDファイナルのMC