※以下、ネタバレです!必要に応じてご自衛くださいませ。
※個人の感想/主観です。
こんばんは。カナケン公演のときにここぞとばかり県民顔をするくいなです(県民顔とは)。
前半のレポです。タイトルが身も蓋もなくてすみません!
1部
開演前
初日より少し早めに着席しました。それで客入れBGMを長く聴けて改めて思ったのですが、最後の「This is me」にきて、音量を上げていますね…!ぴったりで大好きな選曲なのですが、これは緊張が高まる曲として記憶されるかもしれません…笑。
1.The Curtain Rises
がおがおしながら入ってくるあらケン(=衣装がライオンだから)。理枝さんのお衣装がめちゃくちゃお胸コンシャスなデザインだとわかり、早くも鼻血を我慢しました。そして、私の眼の前でほっそい腰をくねらせて見事にフラフープをまわすさっちん…を見ていたらやっぱりタースーの登場(壇上)を見逃しました。
2.Don't Stop Me Baby
予告どおり、前髪、ふんわり短め〜〜!!
というか、ミッチーさんが存在しています。
目の前に、くきやかに存在しています。います。
どうしましょう、強いスポットライトの下、私が愛してやまないシワときめきラインがよく見えて狂喜乱舞です。
2回目のラップでは「好きな言葉は完全燃焼です!」を「好きな洋食ナポリタン!」に変更。これは絶対に、横浜がホテルニューグランドやセンターグリルなどナポリタンの名店を擁する街だからと思います!
3.ザッツ・エンタテインメント。
本来のイントロの前に2×8行進パートがあって、ダンサーが降りてきます。ああ、近くで見るとゆめかわチュチュみたいなお衣装、本当に可愛い!ショートのウィッグも超合ってる!音源よりも分厚くホーンを重ねたサウンドがたまりません。「♪ザッツ・エンタテインメント」というサビを口ずさみながら笑顔炸裂で踊るゆうこりん。
「殺し文句さベイベー」のバキュンは、センブロあたりに着弾していたもよう。合掌…
4.インフィニティ∞ラブ
真っ赤なライティングに変わり、吹き出すスモーク。ザッツから180°世界が変わるのすごいなぁと思います。ダンサーもバレリーナのような出で立ちのままこの曲踊るんだもんね…!
サビの振付は上半身が特徴的だけど、ダンサーのみならずタースーも足元までキレッキレ。
終盤、下手に来て「来い!!」って煽ったのがオスでした。「いとしの神奈川ベイベー!!」のシャウトも。歴史を振り返っても、カナケンはロックモードを呼び起こす会場なのだなぁと思います。
MC(抜粋)
非日常空間にようこそ
初日の予告どおり(役作りのために)髪を切ってきたということで、「イケてんの?」と客席に確認。「イケてんのか?」という謎のコーレスもありました。
初心者ベイベーに挙手させて「これから目の前に広がるのは非日常の空間です」と予告。
うんうん、非日常を意識させる導入、大事ですよねぇ…。私も、つくづく初心者さんに伝えたいなぁと思ってるのは、「もうあなたはアトラクションに乗っている!!」ってことなんですよね。いやこれ、ライブっていうかミッチー・ザ・ライドだから。
本日の動員は1500人ベイベー。「1500人も入ってくれて、本当ありがとう!!」というマジモードの言葉が胸を打ちました。「いまこの業界、キツい!」と率直に伝えてくれたのも…。そんななか集ってくれた1500人への感謝が溢れていました。
C&R〜どじょっこだの、ふなっこだの。
- 3階:ハマっ子ですか!
- 2階:どじょっこですか!
- 1階後ろ:ふなっこですか!
- 1階:魔女っ子ですか!
ハマっ子のくだりでは、「(ハマっ子を名乗る人は)だいたい川崎にいたりするんだよ」で、地元民としてはサイレント大爆笑。「どじょっこ」が来たから「ふなっこ」は予測していたけど、マジで歌うとは思わなんだよ。
1階はちょっと不思議で、「1階後ろ」と「1階」という組分け。\魔女っ子で〜す!/(シャンのシャァァン!)と張り切って返したのに「うそつき!!」とはしごを外すタースー。ひどい!!www
でも、「僕やメンバーがみんなに魔法をかけるから、みんなも魔法をかけて!(※意訳)」と回収してみせました。
本日の遠隔技〜“真剣”のかがやきを添えて
続いては遠隔技コーナー。えっあれでしょ初日に披露したラブ・バズーカでしょ…!と思ったら違った。
「そんなもんじゃないだろ!」というビンタに合わせて張り倒されるというものでした。なにこれ???(あれ、名前は…?遠隔・そんなもんじゃないだろ??)
新技だったので1回ではタイミングあわず、2回目に入るときのレクチャーが「僕が暴力を振るうから」だったのがジワリました。語弊しかないけど大丈夫でしょうか??
ここでフジテレビのクルーさんが入っていることを紹介。遠隔技が手厚いのはこのあたりも関係ありそう。一緒に作り上げる我々は「劇団ひとりならぬ、劇団1500人」だそうです。
順番が前後しますが、メンバー紹介の前に遠隔ハグ→つきはなすドン!→片手を上げて〜遠隔ハイタッチ!のコンボ技も炸裂。いや〜このあたりの我々のリアクション、流れるような美しさでしたね(自画自賛スタイル)。
そしてその流れで初披露だったのは「遠隔・真剣白刃取り」。これは、剣士ミッチーが構えて、刀が振り下ろされ、我々が頭上でクラップして防ぐ。「おぬしやるな!」までがワンセット。
1回目からホール内に\パァン/という小気味良い音が響き渡り、ミッチーさんも「ハンドクラップじゃん!」と大ウケでした。あと、理枝さんが「無」で待機していたところ急にレクチャーに巻き込まれて、一緒に刀を振り下ろしてしまい突っ込まれていたのもキュートでした♡
いつも心にシウマイを
(ちょっと戻りますが)面白かったのは、初日から中5日の登板ということで「中5日の3日間、筋肉痛でした♡」とチャーミングに告白したり、年をとってまぶたが今以上に下がってきたら(整形じゃなくて)形成手術を受けて「ある日突然バチッと目が開くと思う」と予言するくだりでした。
そして全体コーレス。
「1対1500、心と心で愛し合おう!」「崎陽軒ですか〜〜〜!!」
(崎陽軒で〜〜〜〜す!!!)\シャンのシャァァン!!/
「う〜ん、シウマイ弁当!」
…本日、この後も、崎陽軒はめちゃくちゃ推されました。買って帰ればよかった!
メンバー紹介
トークの兼ね合いで、「The Curtain Rises」の短い版が2回演奏されました。笑
- あらケン:「ここカナケン!俺あらケン!」いただきました。このあと「明日午前中まで」の作曲の締切があるそうです。「誰の曲?ふなっしー?」
- 野村さん:今日はトロンボーン野村さんでした。いややっぱり普通ですね?
- フッシー:大道芸の人が街にいっぱいいるねということで、「着て帰りたい」「いいけど自分で洗濯して持ってきてね」
- はじめちゃん:実は初日!と紹介され、こどもの日にちなんだコメント(元気いっぱい、とかだったかな?)。
- 龍ちゃん:「おなかいっぱいになって帰ってください!」
- 師匠:完璧なるピエロ扮装。赤い鼻がきついとのことで「シンクロのやつみたい、口呼吸になる」「シンクロのやつしたことあるの?」「ないです」
- 宗さん:冒頭から「ぞうひではる」。「パオーン」のリアクションに細かい指導が入り、どんどん完成度が高くなる「ぞうひではる」…!グレーのスーツについて「ぞうさんということでねずみ色」と紹介してミッチーさんに突っ込まれるなど。
- 理枝さん:「ミッチーさんてイケメンすぎて眠れないときはないんですか?」「あ〜〜〜あったわ〜〜27、8のとき」。理枝さん自身、その当時は「生意気おっぱい」*1だったけれど「今は、お達者おっぱい」という神コメントでタースーを唸らせました。というかマジだから、お達者おっぱい…!
5.気まぐれラプソディー
近くで見るダンサーが爆イケ美女すぎて、死にました。黒いトップスのディティールも1桁席の力で判明。さっちんは長めでたっぷりしたノースリーブで、ゆうこりんは袖がシアーな七分袖(トレンド感じる!)。ふたりともツヤツヤ茶髪のウイッグで、さっちんのバングありさらさらロングは踊るたびに揺れてキュートだし、ゆうこりんのくるくるカールは強め美女感を醸し出していて、対比がすばらしい…!
ネイルをうっとり眺めながらどっかへ歩いていくさっちん、小悪魔すぎてたまりません。あと、さちえ先生については「月夜の君は謎めいて」で足をふんわり挙げる動きがMVのときから群を抜いて美しいと思っていたのですが、今日は“夜空に月を見上げる”目線の送り方に心を奪われました(見える位置だったんです)。
ゆうこりんは表情の魅せ方が真骨頂!!クールビューティーが過ぎる。マジで強め美女!!念頭にあるのはきっと、簡単にはなびかない女性像なのだと思います。
※ミッチーさんごめんなさいダンサーの描写に文字数を使い果たしました(僕の懺悔です)
6.まるごとフルーツ
ズドォォン!と腹にくるサウンド!これはもう脱ぎ芸が見せ場でしたね…!冒頭でジャケットを脱いで投げ渡し、ベストとシャツのボタンを外すけれどもここではまだベストを脱がない。で、中盤でベストを脱ぐときも素晴らしかったんですけど、上手の端っこで歌っていたミッチーさんが脱ぎながら戻ってくるのを察して、スッと下手袖から速歩きで出てきてセンターで投げ渡しにジャストミートするチエホフがプロでした。打ち合わせありきだとは思うけど、移動距離に対する2人の歩調の合わせ方、これだけでも見応えありました。終盤では腕まくり。すでにシャツが違う生地みたいにびっしょびっしょなのが見てとれます。
いや〜…あとはすごいものを見ちゃったよね、サビの歌詞にあわせてリアルな性愛の仕草をやってみせるのにはヒョッ!!!ってなったよね…。
※ミッチーさんごめんなさい脱いでいるところの描写に文字数を使い果たしました(僕の懺悔ry)
7.PARANOIA
イントロから一切手加減せずに踊るミッチーさん(マイケル憑依中)。これ、自分で振り付けたのかなぁ、すごいなぁ…。
この曲の見せ場の一つはあらケンの超絶速弾きソロなのですが、初日と違ったところは、ソロが終わってもまだセンターにとどまっているところへ、ミッチーさんが歩み出てきて歌い始め、しばらくセンターに2人で並んでイケ散らかすようになったことです。初日、実はあらケンがはけるのが遅く見えたのですが、実際はフレーズがギリギリまであるから、そう見えないように演出を変えたのかなぁと推測しました。
8.We love music
ダンサーのお衣装、リエジェニではカラフルなレッスン着でガールズパワー!!っていう感じでしたが、ちょっとおめかししたお衣装も最高。実は、テーマカラーを蛍光色で取り入れたトップス+黒のショートパンツ、という構成は昨年と同じと言えますが、足元については今年は黒のロングブーツでした。落ち着くからこっちのほうが好きよ…!
ショートパンツと書いたけど、実際はプリーツスカートを半周だけ巻きつけた形で動きが出てすごくいい!時折見られるサイドの腹チラも見逃せない…!
バッチバチのガールズエンパワメントに溢れた名曲ですが、このサビを際立たせるのは、Aメロのボーカルの切なさなのだと思います。
9.君が好き。
ミッチーさんのお衣装、白シャツじゃなかったですね、淡いゴールドなんだ!照明も、ゴールドと黄色の照明で午後の光なのかなと理解できました(初日、柄シャツみたいと思ってごめんなさい)。
やっぱり豊かな左手の表情。「ヨコハマにしてよかった」ではガッツポーズのようにリズムをとり、「さりげなく手を〜」ではグーパーしていました。ツーショ自撮りの表情が可愛すぎて反則。
サビ、初日では右左右右・左右左左*2で足を踏んでいたけど、今日はやっていなかったです。「ヨコハマ」もそうですが、「みなとみらい」も歌いながら強調したと感じました。そうだ、1サビ終わりの「君が好き」をオフマイクで歌ったのにもびっくりしたよ!
「いっそ未来ごと〜」のところとラストは、笑顔でふんわりとハグ。優しさ大爆発でした。
10.願い
着席前のMC(抜粋)→「“ヨコハマにしてよかった”ってカナケンで歌いたかった!みんな覚えて帰ってね」「それでは大好きなバラード、聴いてください。『願い』」
前の曲に続いて、とっても伸びやか。2番のポイントとなる「求めるほど」では、下手を見つめながら“自分”とハモっていました。ミッチーさんのボーカルとはじめちゃんのサックスの音の張りやビブラートの波長がすごくいい感じで絡み合っていた!
床をプリズムのように彩る照明は1階前からは見えません。でもその光の筋が青い照明の中でゆらゆら揺れるのも、美しかったです。狙った演出効果は1階後ろや2階からの見え方がベストなのだろうけど、なんだか海の中みたいなこの感じを、私はとても気に入りました。
最後、アウトロを吹くはじめちゃんを見つめる表情が優しいながらもカッコよくてしびれました。*3
11.メロディアス
さちえ先生がタイツを履いていました!
やっぱり履き忘れだったんだね、早替えって大変なんですねぇ…まぁ本音を言うとおみ足出しても可愛いタイツを履いてもどっちもオッケーで〜〜す!
Bメロで下手に来たミッチーさんにさりげなくキスを送られて周辺のみなさんと一緒に死にました。
12.Q.I.D.
初日からですが「Trust my love」はセリフ調に変更になっていますね。たしか2021年の終盤にそうなっていた気がする。
私が去年と比べて成長したところ。Bメロでミッチーさんがこっちに来たらミッチーさんをガン見しながら踊れるようになった(前は見る余裕なくてすみませんでした)
…タースーの視線の先にはきっと踊り狂う私もいたことでしょうが、なんというか、「あ〜ね、何かしよるごた〜ね」という感じでほっておかれた感じです。笑(※いきなり博多弁で捏造しないで!!??)*4
13.CRAZY A GO GO!!
相変わらずCメロのボーカルの伸びがすごい…!
最後はキメッキメで「俺に、愛をくれ!!君たちに、俺の愛を、捧ぐ!」とシャウト。これ、前日に予習でビートロ円盤(カナケン収録)を見ていたので、「俺を!お前に、やる!」を思い出さずにはいられませんでした。
「休憩中も仲良くしてね☆」*5と余裕しゃくしゃくで、はけてゆきました。
*
19公演ぶりの1桁ベイベー、解像度が高くなったり語彙がどっか行ったりして大変でした。
続きはまたあした…!