今年のツアー、本数の割には飛行機に4回乗れて満足です✈️これは帰り道。大好きな遠征も、これにておしまいです。
※以下、ネタバレです。また、私個人の感受性に基づく文章です。ご覧になる場合はその点どうかご承知おきください。
セットリスト【甲】（2部＋EC）
2部
愛と哲学の小部屋 ※登場曲：大都会（クリスタルキング）
13.放課後ジュリエット
14.死んでもいい
15.悲しみロケット2号
EC
ミッチーコール：強烈バージョン👏
EC1.ココロノヤミ
EC2.ミス・アバンチュール
EC3.バラ色の人生
レポ
愛と哲学の小部屋
また曲が変わった…？ピアノとドラムで静かに始まり、繰り返しながら期待感を誘うこのモチーフ…聞いたことあるぞ！
連番で「大都会？」「大都会！」と確認しあって、ワクワクしながら緞帳を見つめる私たち。ストリングスも重なって少しずつ曲調が高まって、ブレイク、ドラムのフィルイン、そしていよいよ上がり始める緞帳…！
♪あ〜あ〜〜〜〜果てしない〜〜〜〜〜
ステージのセンターに仁王立ちしていたのは、いつもの紫のシャツの上に、博多祇園山笠の「水法被」を羽織った大スター・及川光博でした。
どよめきと大歓声の中、
私、過去イチ絶叫した。
両腕で体を抱えて叫んでました。本当に、ちょっと信じられない出来事でした…！
演出も凝っていて、天井から白いスポットライトが何本か斜めに降りてきていて（サーチライトみたいな感じ）、まさに「大都会」のイメージそのもの*1。ねえ今日、リハが10分しかできなかったって本当なの？？
白地に「博多」と染め抜かれた背中もちゃんと見せてくれて、超ご満悦のミッチーさん。前日の会食の場で「着れないもんかな」となり、色々しきたりとか調べてくれて、そのうえで買ってきてくれたんだそうです。キョードー西日本さん、しごでき！！！*2
何が良かったって、両手を軽く握ってキメ顔でキリッと立っていたその姿が「男」って感じで、かなり「山笠っぽい」雰囲気だったことです。この時期あちこちにポスターとか貼ってあるし、なんとなくチェックしたのでしょうか？すごい✨
ところで、水法被を着るならば本来は締め込み姿になります。このとき私は（（（お尻は…！？）））と思っていたのですが、ミッチーさん自らそのことに触れてきました。「（出してないけどお尻は）ピッカピカなのよ。いろいろ塗ってるのよ」。ここで＼見たーい！／と声がかかり「見たーい！じゃないよ！」と突っ込み。お尻つながりで、「私これ以上美しくなれない！」と思って挑んだというヌードの後ろ姿について回想し、「ミッチー界隈では『エロ本』って呼ばれてますけど」と言っていたのですが、私は話題そのものよりもタースーの口から「界隈」って言葉が出たことにめちゃくちゃびっくりしました。ともあれ、あの写真のお尻は…美しいわよね！！
愛哲のコールをやってチエホフを呼び寄せてからのトークで、「まわし」っていうよくある間違いが出てきたので*3、私はたぶん自分史上初めて声かけをしました。＼締め込み💢／←距離的に届きません。
Q1 悪天候に神対応をしてくれたキョードー西日本さん、ありがとうございました。
A1 知ってた。俺の指示。
（ふだんはあまりベイベーさんの個人情報は書き残さないようにしているのですが、今回は書かせてくださいね。）
長崎からいらしたベイベーさんからの愛哲。そのことに触れて、クリスタルキングの大都会は、出身地である長崎から見た博多のことだった、というお話。得てして、「大都会はここだったんですよ！」。いやぁ…福岡に縁のある「大都会」を今回特別に使ったとして、そこで一発目に長崎から来た方の愛哲を引きます？？？やっぱりミラクルのポテンシャルがありすぎるコーナーです。
さて、この愛哲は質問ではなくて御礼がメインだったのですが。「グッズ先行販売後もロビーを解放してくれて、悪天候の外に出ずに済みました。キョードー西日本さんありがとうございました！」…というような内容。そしたらタースー、何て言ったと思います？
「知ってた。俺の指示。」
ここでもめちゃくちゃどよめく客席。「リハの音、聴こえなかった？『ロビーにいるベイベー！』って言ってたんだよ。」とニンマリ。神対応の指示をしたことについては「当たり前だろ！」とも言っていた気がします。あぁなんて「指示」という言葉が似合う男。
「キョードー西日本に盛大な拍手を！！」で大盛り上がりののち「2Days！やろうよう！！」と腕をブンブン振っておねだり。来年はやろうよう〜〜！！！*5
Q2 ミッチーにとって、大人とは？
A2 自分の“幼さ”を知っている人
金言連発でした〜〜！めっちゃ愛哲だった〜〜！以下、書くと短いですが、ぎゅっと濃厚です。
「正しくあろうとしなくていい、目指すだけでいい」。自分自身もとても不完全だけど、「不完全さこそが及川光博の個性」と語ります。大人であることとは「正しくあろうとすること、その継続」。
「大人とは、自分の幼さを知っている人。大人になろうとしてください。そういう人が素敵だと私は思います」
Q3 タクシー乗車中のお気に入りの過ごし方は？
A3 座席の前の画面はオフにする。
その愛哲はこんな風にはじまりました。
ミッチーさんこんばんは！福岡によう来んしゃったねぇ！さっそくですが、好いとうよ💓
ミッチーさんは、ここで、「ねぇ、好いとうよ、とか言うの？」。上のほうから＼言わな〜い／とお返事。ええ、まったくです。ごもっともです。
このあとも「と」ってつけると疑問系になるよねとか、「好いとうよ」じゃなくて「好きやけん」のほうが合ってるのかなとか色々言ってましたが。
ねえミッチーさん。
ここで「好いとうよ💓」って言われたらさ、
お答えはさ、
「俺もばい💓」一択じゃない？？
続きです。
さて、このお天気ですので博多駅からタクシーを利用したのですが、運転手さんに行き先をお伝えすると、「ミッチーですね」と即答されました。
（ここでひと笑い）*6
そこからミッチーさんのお話をしたのですが、「やっぱりかっこよかですもんね」「相当面食いですね」と言われました。
で、質問は上記だったわけですが「ねえ、本当にそんなこと聞きたい？」
うん、それはごめん、太いペンで大きな字で書いてたら2行しか残らなかったから、タクシーの話題につなげてそういう質問しかできなかったからです。
こんないい加減な質問だったにも関わらず、画面を消す理由は「知り合いとか友達が出てくるから」という芸能人っぽい理由で、「ビズリーチ！」を入れてきたのは流石でした*8。あとは「タクシーで話しかけられるのは好きじゃないですね」という、「でしょうね」って感じのお答え。コロナの間はマスクだから顔バレしなくてよかったと振り返りつつ、あるときタクシーを降りようとしたら女性ドライバーさんから、「ミッチーに似てるってよく言われません？」と聞かれた話を披露（おそらく確信があっただろうとのこと）。「あわてたけど、『よく言われます（笑顔）』ってそそくさと降りました」とのことでした。
ミッチーに似てるってよく言われる一般人is何…。
さて。
ここで急に自分の話をさせていただきますが、私って、上京してかなりたつのに方言が抜けない人間なんです。ワンマンの首都圏公演の会場で博多弁を耳にしたことがあるのなら、それは95％、私でしょう（5％の確率でいるかもしれない同郷のベイベーさん、お友達になりましょう）。自分で選んでいることですけど、でも「可愛いと思ってわざとやっている」的なことを言われると、とても悲しい気持ちになります。わざとじゃない、狙ってなんかない。なんで自然体で自分らしく喋っているだけで、あざといレッテルを貼られなければならないのか。
そんな私の地雷を、前日にミッチーさんがラジオで踏み抜きまして。
くいなさん、激おこ🐤💥
なのでその翌日に福岡に来て、絶対に博多弁を読み上げさせてやる！！という執念で愛哲を書きました。地元公演で確率が上がるであろうことはわかっていたので、普段とは行動パターンを変えて自分なりにがんばりました。だからこそ、タクシーにも乗ったんです。*9
結果、サクセスして、「好いとうよ♡」と読み上げてもらうことができたんですけど、タースーのリアクションはラジオとまったく同種のものでした。なんだこれ。
で、「好いとうよ」って私が本当に言うかって？
それは、さすがにビジネス博多弁ばい😉言うわけなかろうもん🩷
タースーのトークでは「好きやけん」も検討されましたが、そうですね〜、「好きっちゃん」のほうが私はイメージに近いかなぁと思います。これについてはレポの続きで。
ちなみに「よう来んしゃったね」については福岡空港にも掲げられているフレーズなのですが、これを書いて愛哲ボックスに入れたあと、ロビーで同期sと合流して「よう来んしゃったね」と言ってみたら、通じなくて「なんて？？」と返されました。
というわけで、方言をめぐる私とミッチーさんの2夜連続のバトル、2戦2敗にて、終了。
愛哲レポに戻るよ！
Q4 半沢直樹（1期）から10年。今だから話せる裏話は？
A4 制作陣もキャストも、あんなに当たるなんて思ってなかった。
「中年男性が真剣に怒鳴り合うドラマ」という表現に、「たしかにな…」って思ったのですが、最初に集められたときに制作陣に言われた言葉は、「このドラマは当たらないと思います」だったそう*10。キャストとしても「でしょうね」というリアクションで、「15％いけば万々歳」だろうと*11。でも実際は「ものすごく当たった！びっくりした！」
Q5 飛行機が遅れて間に合わないかと…でも間に合った！
A5 思い出こそが財産です☆
飛行機でいらしたベイベーさん、福岡空港に近づいたところで雷で着陸が遅れてしまい「とても間に合わないと思いました」。でもなんとか間に合ったとのことで、タースーが「ミッチーありがとう、以上です！」を読み上げて本当にめっちゃキレイに終わりました…！（愛哲の内容の「以上です！」を、本当に自分が言う「以上です！」みたいにうまく使った感じ）
でもその後に何気なく言った「思い出こそが財産ですからね」みたいなキーワードがキラッと光っていて、これもまた愛哲だなぁ、と思ったのでした。
2部本編
なんと、着たままやろうかな…ということで「放課後ジュリエット」の冒頭では水法被着用のままだったミッチーさん。下手から「Hi, Mitchy！」と出てくる女子ーズ、さちゆこはまなみんを挟んで「あっちにミッチーがいるよ！」みたいに指さしたり目線を送ったりするのですが、センター寄りのゆうこりんのマジの「見て見て！」感がキュートでした。そりゃ「見て見て！」になるわぁ。
みんなでぴょんぴょんステップを踏む姿を眺めながら、あぁこれぞ学園祭だ、私、間に合わなかった9年前の学園祭に参加できてる…！という気持ちになりました。
「どっちだどっちだ〜？」をやってから「死んでもいい」へ。放ジュリの途中で水法被はチエホフに託されたのですが、死んでもいいの途中、ミッチーがさんが振り返った下手の袖には、その白い法被を羽織って粛々とギターのチューニングをしているチエさんがいたのでした笑。
途中にあった「元気よく！」の声掛けがよかったな。あと、間奏でめっちゃ可愛くヘイ！ヘイ！を踊って突然推しの子ポーズ☆をぶちこんで、そっから胸を押さえて下手を向いて疲れた感じでハァハァしてたのがすごく53歳でしゅき…って思いました。*12
チエさんがチューニングしたギターが出てきて、「悲しみロケット2号」へ。間奏のコーレスはこんな感じでした！
「♪博多の心をかっさらう」
「♪俺は恋泥棒泥棒」
「♪とっとっとー、ととっとー」
「♪私ミッチーが好きやけん」
いつも瞬時にマイムを考えて対応してるダンサーですが、上手にいたさっちん、「とっとっとー」で何したらいいかわからんくて困ってて可愛かったです。
なお、ミッチーさんへ。①「とっとっとー」は、佐賀弁です。博多弁なら「とっとーとー」です。②個人的には「♪私ミッチーが好きっちゃん」のほうがしっくりきます〜！以上です！！
落ちサビではマイクスタンドを持ち上げて1100人の＼ミッチーの！／を受け止めて、「最高だ！！」、これはオフマイクとメモがあるんだけどタイミング的には生声が聞こえたんじゃなくて口元を読んだ記憶だったかしら？（※木曜日クオリティの記憶。）
ということで、最後も「気持ちいい〜〜〜！」とオフマイクで言い残して、退出。
EC
ミッチーコールは強烈バージョン👏
照明が変わるたびに少し歓声が上がって、この空気、素敵だなぁと思いました。振り返って、チャチャおじさんの人差し指の職人芸をそっとうかがう私。
メンバーが再登場して、私はあらケンが「ミスアバのきっかけを弾くかどうか」に注目していたのですが。舞台の明るさがフッと絞られて、そういえば、ダンサーは出てきていなくて……始まったのは「ココロノヤミ」でした。乙のバラードが甲のアンコールにやってきた！！立ったまま全身で受け止めるココロノヤミ、これ私、好きだなぁと思いました（＝2019ぱーぽーの構成）。落ちサビを客席が歌うところも、立っているほうが個人的には参加しやすいです。みんなの歌を吸い込むような仕草で胸に抱き止めるミッチーさん。やっぱり“一人じゃない”って感じたかったんだね。アウトロでも、サックスを背中で受け止めながら、目をつぶって幸せそうに聴いていました（くわっちのアウトロがよかったシリーズ③）。最後は「♪痛みと夢」をもう一度重ねます。
※このあたりからもうメモがほとんど存在せず…。（金曜クオリティの記憶で書きます）
「ミス・アバンチュール」。ここでダンサーが再登場しますが、さっちんがヘアアレと着こなしをアップデートして、髪や手首にヒマワリを咲かせまくってて、マジで超絶かわいかったです🌻🌻🌻!!!!!そしてさっちんの間奏のバレエが神すぎてまた泣きそう…。
その間奏のところ、「お尻触る？」ってオンマイクで呼びかけがあって（うろ覚え）、そこから、まずは最前列センブロを目線で撫で回した後（顔がマジだった）、やや下手寄りにターゲットを移して、指さしながら発した言葉は「カップル！カップル！！」。彼女さんが右のお尻を優しくさすり、少し間をおいて彼氏さんが左のお尻を遠慮がちにさする、超ほんわかお尻タイムでした（ねえお尻タイムって何？）
その後、カップルさんには「お尻どうだった？」ってマイクを向けて「硬かった！」という期待通りの答えを得て「やっぱり・お尻は・かたかった」と縦書きのジェスチャーでを入れながら格言風にドヤっていました（あと、結果的にフェイントになっちゃったセンブロの最前列にも、ちょっとフォローがあったような記憶）。
客席から＼ロック先輩！／＼ロック先輩！！／とコールが飛び交い、タースーに「ロック先輩来てんの？」ととぼけられて、上手袖をあれ〜？とうかがうあらケン*13。パイセンにゴリゴリに煽られてテンションが福岡タワーくらいまでぶち上がったところで、「バラ色の人生」へ。終盤に「笑顔でいて！なるべく笑顔で生きよう！」とメッセージがありました。最後、ためにためまくって、指先でたっぷり歓声を煽ってから、締め。
…そこからのミッチーさんは、たぶん意識が飛びかけていて、ほとんど酸欠で、ハァハァ息を切らすのを隠しもしないで、なんとかメンバー紹介をやりおおせたって感じでした（さっちんのマイムを拾う余裕もなし）。
「スタッフにも盛大な拍手を！」、「キョードー西日本にも盛大な拍手を！」そして、「僕ミッチーにも盛大な拍手を！！」
BE MY ONEが流れるなか、サビ＝メンバーが退場し始める合図の直前に飛び出したのは、「大好き！」という一言でした。
「ミッチー、へとへとだから、強くハグしよう！」
「遠隔〜強く強くハグ！！」
（ぎゅっ💓）
「…このままホテルに持って帰るっ！」
両腕で1100人を抱きしめたまま、笑顔で下手にヨヨヨヨ…という感じの足取りで歩いて、袖に吸い込まれてゆきました。
上手にいた私からは、両腕を抱きしめたまま、右手のマイクを離してスタッフさんに託す様子がちょっとだけ伺えたのでした。
＊
まさかの！イエス！金曜日！！（てっぺん越えて土曜日！）
さっきコネクターもリアタイしてしまいました。終演直後の楽屋インタビューは、まさに、このエンディングからつながっていたテンションだったわけですよね…。実はこっそり心配だったけど、大丈夫そうでよかったよぅ！！
今週、水曜に大きな仕事が終わりまして*14、木、金もなんとなく回復に使ってしまったよ。
でも追い山に間に合ったから許して！！！（※あと数時間）
来年も福岡公演が山笠シーズンに重なることを祈って。チャオばい！！🤟
*1:今調べてもこれの元ネタのビジュアルが見つけられなかったけど、あれだ！って思ったんだよな…
*2:水法被の柄は流（ながれ）や町ごとに44種類あるそうなのですが、当然ながら「博多」って書かれたものは実在しません。
*3:もっとよくある「ふんどし」よりはマシ
*4:文章の流れを重視して省きましたが、ここのトークでは「このライブハウス感！」という言葉がありました。終演後のTLに「ライブハウス」という言葉がたくさん流れたのは、やはりとても象徴的だったからだと思います。
*5:マジレスするとこの遠征率、帰れさえすればみんな2日とも来るのでは？と思いました。2日の開演は15時にしてもろて。笑
*6:ちゃんと笑いが起こってマジでホッとしました…
*7:相当〜を読む前に間があったのは、主語を省いてしまって文意が伝わりにくかったせいで、反省しています
*8:グラメの吉谷彩子さんですね！
*9:今回の成果は知見をわけてもらったり応援してもらったおかげです🫰
*10:でも面白いと思ってるから真剣に作るよ、みたいな文脈だろうと推察しています
*11:これ2013年の基準だよね。当たらないといわれるドラマが掲げた目標が15％かぁ…
*12:ちょっと後悔しているのは、黄色く染まったワンスロープのポンポン畑を振り返って見るのを忘れたことです…！
*13:あらケンが顔を作っていてタースーも指さして「顔！顔！！」って言ってた笑。
*14:この本をやりながら4週間で4都市5公演に遠征したのはおかしいと思っている。来年は刊行計画をもうちょっと意識しようね。
