完全に猫なのさ

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ずっときらめいて、ずっと忘れないで。/及川光博ワンマンショーツアー2023「踊って!シャングリラ」7/30人見記念講堂 レポ・前半

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陰影の濃さを見るだけで暑さが思い出されるね…。

ちょっと遅くなりましたがファイナルの感想を書いていこうと思います。なんだか不思議な感慨がありますね。

 

※以下、ネタバレです。また、私個人の感受性に基づく文章です。ご覧になる場合はその点どうかご承知おきください。

 

 

セットリスト【乙】(1部)

1.Welcome to Shangri-la

2.ファンキー☆ミュージック

3.今夜、桃色クラブで。

4.Shake me, darlin'

<MC>

5.ウィークエンド・ランデヴー

6.ラヴソング

7.Lazy

8.プラネタリウム

<MC>

9.ココロノヤミ

10.天使のうた

11.三日月姫

12.CRAZY A GO GO!!

 

レポ

この日、実はけっこう演奏がとっ散らかってる部分もありました。でもそれもまたファイナルの素敵な醍醐味ということで🙂

私は前日からものすごいワープかまして2階のめちゃくちゃ後ろだったのですが、観察した感じ、私よりも後ろにもう少しだけFCの方がいたのだなと察しております(FCサイコー列だと思って拗ねてごめん)。ぜひ書き残しておきたいのが、2階の盛り上がりエグかったぞ!!ということです。幸い、近隣の環境にも恵まれて、超楽しかった!

オープニング

「ファンキー☆ミュージック」の1Aの終わりで歌詞がぐっちゃぐちゃになって「わ〜〜!」、演奏止めるかと一瞬思ってしまいました笑。2Bで下手に来てくれたのですが、2階を見上げて手のひらを大きく広げて顔の周りでぐるっとやる「♪スマイル」がめちゃくちゃ可愛かったです。なんかセリフを別につけるなら「ミッチーだよ〜!!」みたいな感じ。ブレイクでは「祭!」と雄々しく。これが2部に向けた布石だったとはなぁ…。

ああ…セトリに入ることを願い続けたこの曲、12回踊ってあっという間に終わってしまいました…。今になって急に切なくなりました。でも1曲通してフルに踊りましたので悔い無しです。一番好きなのは2Bの振付です👌(←お金じゃなくて音符)

「今夜、桃色クラブで。」はブレイクのメモだけになりますが「さぁおいで」「逆に教えてやろうか!」「内緒にして」「メディアに売るな」でした。何も言えねえ😂でも「逆に教えてやろうか」は大好きなのでまた聞けて嬉しい。

「Shake me, darlin'」で私はソルトラのファイナルとまったく同じミスをしたのですが、それは、2サビの振りを間違えるというものです。でも、ステージ上に全く同じ間違いをした人がいたんですよね…!!珍しいよ!!決してつられたわけじゃないので、お揃い💓ということにしておきます!

 

MC

こういう男はやめておけ

お化粧直しをひっぱった挙げ句、タースーの言うことには「それはそうとさ、どうしたんだい?今夜の君たちのテンション、何かあったのかい?」いやそのテンションこそどうしたんだい?(好き)

転がしに足を乗っけて「オイオイオイ…」と始めるからロック先輩かと思ったら「…及川です」。いやそのテンション(略)

ここで明かされましたが、この夜は2000人ベイベー!ソールドアウト、おめでとう!!*1

「こういう男は!やめといたほうがいいよ」「ベイベー危うきに近寄らずだよ!」と、惚れるなという無理な相談。ちょっと省略しますが*2、若かりし頃に自分はバンドマンでありつつ(アルバイトで)バーテンダーをやっていたという経歴に触れ、本当は厨房に入ったりしたかったものの「及川くんは、カウンターでずっと立ってて」との指示でお客様のお相手に徹していたというザ・顔がいいエピソードを披露してくれました*3

 

C&R〜駆け抜けて平成

最後のコーレスはこんな感じでした。

  • 2階:シャングリラ
  • 1階後ろ:昭和女子
  • 1階真ん中:平成女子
  • 1階前:令和女子

いや〜おもしろかった!「1階前」で意表をつくパターンも好きだけど、「来るぞ来るぞ〜」みたいなのもいいね。「平成女子」のとこでは「駆け抜けてきました」みたいなことを言っていたかな。2019八王子のありがとう平成を思い出しちゃうね!

 

ジャケット投げセレモニー

めちゃくちゃ暑いのでもう脱いでいい?というように話して、もちろんいのちだいじになので脱いでほしいのだけど、私達はちょっとだけ「あ…」と惜しむようなムードになり、それを察知して「目に焼き付けておいて!心のシャッターとか!」。私は遠かったので、前日の記憶と合成してなんとか心に焼き付けました。

センターでゆっくりとジャケットを脱ぎ「あ〜涼しい!」と嬉しそう。チエホフが出番を察して袖から出てきて、タースーは上手側に後ずさりし、「ドラムロール!!」と一声。間が少しあったけどちゃんと小気味よいドラムロールが始まり、タースーは「チエホフ!」と呼びかけて、スポットライトが作る円の端から端にぽーんと放ります。チエさんが見事にキャッチし、師匠がドン!バスドラム(とクラッシュシンバル?)でキメをつくったのが秀逸でした。

 

野外フェスには出ない話

野外フェスに出るって言ったらどうする?、というびっくりすぎるフリ。「俺はさ〜、やだね」。あっ、この「俺」という一人称については私が後半のレポを上げるまで覚えていてくださいね!

ベイベーの反応を「賛否両論だなぁ」と拾いつつ、そもそも(この手の衣装が)青い空の下に似合わない」「照明効果が使えない」と出ない理由を並べ、「あなたたちを仮設トイレに並ばせたくない」と愛情に変換して伝えるのがうまい💓

富士急ハイランドでの野外ライブのリハで、照明に向かって虫が突っ込んでくるのを「や、やだぁ」と嫌がる、若き日のミッチーさん。「何も俺と愛し合わなくても」。で、こっから野外フェスの思い出について特大のネットNGネタがありました。ネガティブな理由じゃなくて何より人名が絡むのでよく理解できます。なお、私が覚えておく用のメモ→偶然ってすごいし、持ってる人だなぁ。

野外フェスについての私の一意見も置いておきますね→出なくていいよ

 

メンバー紹介(超抜粋)

誰のときか忘れたけど「やりきったよなー、俺たちやりきった!」と応えていたのがよかったな(メモの位置的に、龍ちゃんより前。龍ちゃんだっけ?)。

龍ちゃんはニッコニコで「(昨日に引き続き自分がめちゃくちゃ楽しむので)みなさん勝手に盛り上がってください!」と放任。師匠は「ミッチーさん記念写真撮りましょう!」と呼びかけ、たぶんスマホ?で客席をバックにしたタースーという超貴重なカットを撮影。2ポーズあって、なんかいつものポーズ(語彙)と、両手をふんわり広げるポーズでした。師匠はカメラもプロだからめちゃくちゃよい仕上がりになったのではないでしょうか??で、それはいつか我々にも見せていただけるのでしょうか??(圧)(でも会報に期待!)

あさみんは最後ということでちょっとだけウルっと来ていたかしら、あさみんの毎回のご挨拶、本当はパワフルなのに可憐で控えめで好きでしたよ。また来てほしいな…🤘

 

MC後3曲

「ウイークエンド・ランデヴー」、下手でふーっとキスを飛ばしてくれました。ちゃんと風にのって2階まで届いたよ!

「ラヴソング」は、改めて、今年のミッチーさんの歌の良さがとてもよく感じられた1曲。毎年こうであってほしいなっ…!「過ぎてゆく夏を止めてしまうほど」の歌詞は、5月の三郷2ではとってもキュンとしたのですが、7月末ともなるとあまりの暑さに「いや止めんといて」とマジレスしそうになりましたね。

「Lazy」を聴きながら痛切に思ったことは、今年のくわっちのバージョンの円盤も欲しかったなァ!!!ということです…。はじめちゃんバージョンも最高だけど、ぱーぽーので持ってるんだもの…。硬質かつ滑らかなトーンで音階を駆け上がり、渋いファズトーンも効かせてくるイントロ。私なんだか今年のくわっちの演奏とても好きなんですよね。本当に今年は、Wセトリで楽しませてもらった分、片方しか残らないというのには片翼をもがれるような痛みがありますよ…(大げさだけどわりとマジだよ!)

最後のソロ回しでは、もう好きに楽しませてもらおうと思って、この曲をアップで取る練習をしていました*4。やっぱり甲の2曲(女子&ファンキー本気)に比べるとやれてる手応えがないのよね…研究します。

 

バラード

プラネタリウムでは、鍵となる「出会えて本当によかった」の「た」が、とても優しい響きでした。アウトロでこの歌詞と同じフレーズを噛みしめるように語りかけ、特筆しておきたいのが……この日の客席の、神拍手!!!!!!

息を止めるようにしてセンターを見守った無音の1、2秒があり、そこからワアッ…と拍手が湧き上がったとき、ちょっと鳥肌が立ちました。2階にも痺れるような緊張感が漂っていて、すっごくよかったんです。

 

MCでは「座って!シャングリラ」のあと、「光るの消して」と珍しく超直球な案内がありました。なんかファイナルって感じでした。そしてこのあとのメッセージもまた、ファイナルにふさわしい贈り物のような一言でした。

「一緒に踊ったこと。一緒に歌ったこと。一緒に笑ったこと。どうか忘れないでください」

そのあとにちょっと茶化して「みんな忘れっぽいからな〜」って言われて、それは私のこと?ってなりましたけど😂、なんだろうね、この日何回かでてきた「忘れないで」の真意、そして「兄心で心配してる。」の背景について、思いを巡らせてみているところです。

「つらいときは今日のことを思い出すんだよ。絶望しそうになったとき、小さくていいから希望の光を見つけるんだよ」

 

こんな言葉をもらってから始まった「ココロノヤミ」が最高にならないわけがない。…のだけど、2階では斜めになった壁の反響で音が割れまくり、せっかくの歌い上げも耳にしんどすぎて、こんなに惜しいと思ったことはありません。

ラスサビの前「歌おうな!ありがとう!」って言わなかった?ちょっと不思議な声掛けでしたね。アウトロでは「♪痛みと夢」が繰り返され、背後ではくわっちが半音階っぽい音の並びのフレーズをエモーショナルに重ねます。引いていく波みたいに綺麗な音にミッチーさんも満足げに耳をすませていて、最後は生声で「ありがとうございました!」と叫んで深いお辞儀をしました。

 

1部ラスト

「天使のうた」、2番の入りでちょっとガタついたのもファイナルのご愛嬌。今まで書いていなかったけれど最後にメモしておくと、歌詞の改変の部分で「きらめいて」を重ねるところが私たちへのメッセージなのかなと思っています。4ビートが強調されるところだし、いつも四方八方を指さしているから。

「三日月姫では、踊るあさみんの存在感がやっぱり印象的でした。柔軟に弾みまくるから小柄な身体が大きく見える!私もめちゃくちゃ暑かったのでタースーが心配だったのは言わずもがなですが、冒頭の「♪誘惑してるんじゃないぜ」と歌いながらシャツをはだけさせると見せかけてそのシャツで自分の胸元をめっちゃ扇いでました。生きて!!

ブレイクの「最後まで行こう…」はナイスでした!好き!

思い残すことがあるとすれば欲望むき出しの「踊ってくれ…ッ!」がもう一度聴きたかったなってことです(三郷2のみ)。

そしてマジで命が心配になるクレイジーへ。イントロとあとどこかでもう1回「Good God!!」が聴けて、おみくじで大吉を引いた気分です。ぐっこん🌽!(ちなみにクレイジーおみくじ・その2はさっちんの足上げ)。途中で「あち〜〜〜〜!!!」ってデカい声で叫んでいたのがもう「本当それな」だったし、これもまたファイナルらしいのびやかさだなと思いました。Bメロはお触りなし。う〜ん、体力的な理由かもしれませんね。

最後は、センターで、“ぺこっ。”という感じで一礼をして、ゆっくり歩いてはけてゆきました。

 

 

お休みをいただき、別件(ニュースレター)を一生懸命書いていたので遅くなりましたが、とりあえず今夜は前半まで!いつもありがとうございます。今日から仕事してるみなさん超えらい。私も明日からがんばるよ!

 

 

*1:この日の打ち上げで、我々にとっての初年度である2019ファイナル(NHK)を回顧したりもしてしまいました…。途中でFCに入った我々は、なんとかお譲りや一般で手に入れたりしていて。あの夜との差分の1500人は今どこにいるんだろう

*2:やめておいたほうがいい職業としていわゆる「3B」が出てきましたが詳細は割愛します

*3:曰く、「トレンディなOLさんたちがカウンターにずら〜っと」

*4:サビでハンズアップのサジェストがあるからです。私あれも下手くそなの。