ワンマンに誘ってもらったときに思い出した話がこれでした
私、世代的にはですね、「王子」時代に本当に横を通ってるんですよ、中学の時にブームに乗って某V系バンドにハマり、歌番組でも見てた筈だし今は亡きPATi PATiで「王子がステージ上で生着替え♡」的なライブレポ(1/2頁程度)を読んだのが強烈に印象に残ってたのです…(記憶違いでしたらすみません)
— くいな (@purplekuina246) 2019年5月12日
そしてそのあと、新潟ワンマンの日は西川貴教さんと重なっていて感慨深く、こんなことも思った。
中学生の私にさ、「及川光博さんと西川貴教さんは20年後もツアーをバリバリやってて同じ日に新潟でライブやってるよ、なんなら西川さんは前日Mステにも出てる、あと片方は20年後の君の推しだから」って言ったら信じるのかな…………どうかな…………同世代の人この感じわかりますか…………
— くいな (@purplekuina246) 2019年5月18日
「なんで当時から知っていたのに、〈今〉好きになったんだろう」。
この頃の記憶が気になって、そしてその記事を確かめたくて、昨日ベイベーたちが仙台に集結していた頃
私は横浜市中央図書館に98年頃の「PATi PATi (パチ・パチ)」を閲覧しに行ったのです。
結論からいうと手がかりは見つかったものの不首尾に終わりました…!(悲)
閉館時間となり、焼きトンのいい匂いの漂う野毛をシラフでとぼとぼ歩いて帰りました(しわピカの顔で)
しかし個人的に、98年頃の音楽雑誌を読み返すのはとてもおもしろかったです。
どのミュージシャンもつくりこまれた写真で、インタビューは字がびっしりで、今見ても素敵だと思った。よい時代だったなぁ。
うろ覚えの記憶で右往左往してる話なので先輩方は頭を抱えると思いますが
以下興味ある方はおつきあいください。
(話題の性格上避けられないので元気よく晒しますが私は84年生まれです!)
中1〜中2の頃(97年〜98年)、ブームにのってとあるV系バンドに夢中になり、なけなしのお小遣いでパチパチを時々買っていた。
Myojoを買ってる友達と切り抜きを交換したり、付録のポスターを部屋に貼ったり。
私の記憶にあるミッチーの記事について整理すると、
- 黒いスケスケメッシュのお衣装(アー写かも?)
- おそらくモノクロ1/2ページ
- 「王子」という表現あり
- ワンマンショーでのステージ上での生着替えに言及あり
※あくまでも検証できていない記憶です
さらに自分の学年と照らし合わせておそらく98年頃…?とあたりをつけて
1997年10月号〜1999年3月号(※1997年11月号は所蔵欠け)
閲覧を請求しました。
(このくらい古いとどこにでもあるわけではなくて結構探しまして、思い余って国会図書館に行くところだった)
そわそわ待つこと20分、極彩色の雑誌の束がカウンターに!!
すごい色だけど完全に見覚えあるよこの配色。
めくりはじめてびっくりしたことは、
98年頃のパチパチに、「及川光博」というアーティストはほぼ毎号、ものすごく美しい撮り下ろしカラー写真とともにインタビューが載っていました。
いやいやモノクロ1/2ページとかなんなん? ちょう失礼すぎん私の記憶………???
ただ、手がかりはうっすらと見つかった。
①「ランダムノーツ」コーナーだったかも?説
毎号後ろの方に、いろんなアーティストの情報がだいたい1/2ページずつまとまっているモノクロのコーナーが載っていた。
なので「ランダムノーツ」はみんな読んでみた。
結局閲覧した号にはなかったけど、この体裁はかなり記憶に近いと感じた。
でもな……なんか記憶では本文縦組みだったと思うんだよな、、
(パチパチ自体は右開きの縦組みだけどこのコーナーは横組み)
(この違和感がのちにヒントをもたらすのだった)
②スケスケのメッシュのお衣装はたしかに着ていた
このお衣装はたしかに、複数の記事に載っていた!うむ、時期は合っていそうだ!
③「王子」やめる前だからもっと前?
98年8月の「魔宮の聖戦」レポ(98年10月号,p98)で、王子をやめる宣言について言及があったので、
それよりも前だな、ということもわかった。
つまり請求した中で98年11月号〜99年3月号は空振りだったということ。
所蔵が欠けてた97年11月号だった!?いやもっと前なのか!?97年の9月号より前だったのかも…と思ったものの
そもそも行った時刻が遅いのが致命的で、17時に時間切れになってしまってこの日は終了。
…でもやっぱり辻褄としてはなんだか気持ちが悪かった。
ミッチーのデビューが96年5月、
私が推してたバンドのデビューが97年8月。
私がMステでそのバンドを見て好きになって雑誌を買って…という頃には
すでにミッチーは大活躍していて、パチパチでは「ランダムノーツ」じゃなくて美麗なカラー記事でたっぷりページを割いて扱われていた。1万2千人を動員した「魔宮の聖戦」のレポもしかり。
そしてここまで書いて、ほんとうにまさにいま思い出したんだけど
もしかして別の雑誌だったのでは????
推しにつられてJUNONも何回か買ったことあるよ私????
たしかに友達と推しの切り抜きを交換するとき、パチパチからはSOPHIAの記事を切り抜いたけど、
私、松潤の記事を切り抜いた記憶ある。
パチパチにはJr.(当時)載っとるはずないやん????
(今はいろいろあってその事務所はJUNONに載らないときいたけれど当時は載ってたんだ)
音楽雑誌じゃないからワンマンショーのレポがさらっとしてることはおおいにありうる。
だとしたら本当に記憶違いやん………
ということで、今度また調べに図書館に行ってみようと思います。
今回突きつけられたのは、あんなにミッチーが載っていたのに当時の私はスルーしてしまっていたという事実。
これだけたくさんの記事に触れていながら、
気になって覚えてたのが生着替えって何なの?????
※繰り返しになりますが検証できていない記憶です
さっき妹に聞いたら、妹は友達と切り抜き交換するのに
ミッチーのファンの子がいたからお姉ちゃんのパチパチから許可もらって切り抜いてた、っていうの。
ぜんぜん覚えとらん………
「僕のゼリー/今夜、桃色クラブで。」発売時の記事で、ミッチーは肩に女性(後ろ姿)を抱きながら、ぐずぐずのゼリーを握った手のひらをカメラに差し出していた。
その挑発的な眼差しに、美しくも危うさを秘めた当時のアーティスト像をほんの少しだけ思い出した。
やっぱり好きになったのはこの頃も含めてキャリアを重ねてきた〈今〉の及川さんだ、というのは厳然たる事実なんだな。それはもう受け入れよう。
でもあやしすぎる記憶に個人的に落とし前をつけたくて、もう少し調べてみようと思います。
なおパチパチは残念ながら2013年に休刊しています。
一方、一世を風靡したGLAYさんもパチパチにはめちゃくちゃ載っていたわけですが、
ちょうどこの日、25周年公約発表記者会見を実施。
西川貴教さんも含め、レジェンドたちの活躍ぶりに元気が出たのでした。
(TERUさんの火傷はやくよくなりますように)