完全に猫なのさ

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乙女心も乙なもの。/及川光博ワンマンショーツアー2023「踊って!シャングリラ」5/28三郷市文化会館レポ・前半

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1文字も書かずに寝て起きて仕事に行くことの、なんと落ち着かないことか。でも無事に会社員をやって帰ってきました。

 

※以下、ネタバレです。また、私個人の感受性に基づく文章です。ご覧になる場合はその点どうかご承知おきください。

 

 

セットリスト【乙】(1部)

1.Welcome to the Shangri-la

2.ファンキー☆ミュージック

3.今夜、桃色クラブで。

4.Shake me, darlin'

<MC>

5.ウィークエンド・ランデヴー

6.ラブソング

7.Lazy

8.プラネタリウム

<MC>

9.ココロノヤミ

10.天使のうた

11.三日月姫

12.CRAZY A GO GO!!

 

レポ

内容に入る前に。この日は友達との連番でした。昨年から読んでくださっている方は覚えていらっしゃるかもしれません、人見2Days、初心者参加で衝撃を受け、追いミッチーをしたその日に愛哲を読まれて名前を呼ばれて「好き!」と言われという助からない体験をしたmoneちゃん🪷のことを…。

今回はmoneちゃんの名義での連番でした!うれしい✨

ワクワクしながら着席し、ふと思い出して聞いてみたんです。

 

🐤「そういえば今年、何公演行くんだっけ?」

🪷「えっと、昨日10公演になりました」

 

Oh…

 

そんな楽しい連番で迎えた乙セトリ。1日空いてしまいましたが振り返って参りましょう!

 

冒頭3曲

moneちゃんと、のっけから変えてくるのかな?どんな感じなのかな?と話していましたが、乙セトリも、

ファンキー→桃色→シェイクミー

の流れは固定でした!(おっ七五調で語呂がいいな)

たしかにここの展開とリアレンジは完璧だものね、と2回目となる演奏を楽しみつつ実感。甲乙取り揃えつつも、このツアーのシグネチャー的なオープニングとなるのだと思います。つまり私たちはこの夏、ヲタ芸を計12回やるってことですね。望むところさ!!!

「ファンキー☆ミュージック」では「仲良く楽しく美しく〜!」とシャウト。「今夜、桃色クラブで。」のブレイクの一言、昨日はなかったけれど「おせーて!」と、「いいだろ…」がありました。ラストのポーズからさっちんがキスを両手でふわふわふわ〜〜!!っと大量に飛ばしていてキュン過ぎます。「Shake me, darlin'」のラストでは、「2日目ベイベー!」「日曜ベイベー!」のコールがありました。あ、あとこの3曲のどこかで「セ〜〜イ!!」みたいな煽りもあったかも。明らかに初日より、客席が声出しに慣れた感じがありました。そう、私自身もね…!

さて、開幕してからすぐに気づいたことがあります。顔がはっきり視認できる距離ではなかったのですが、あきらかに昨日より、コーラスのお姉さんがちいさい。なるほど今日は、パンフにクレジットされていたもうお一方が登場されたということですね!これはメンバー紹介を楽しみに待ちましょう◎

 

MC

開幕!みんなではしゃごうツアー

第一声は「声出てんなオイ!」でした。昨日と同じく「声出してもいい出さなくてもいい、マスクしててもしなくてもいい」という説明を経て「みんなマスクしてても絶対笑顔だってわかる」「コロナ禍で3年間鍛えられた、ノーリアクションでも喋り続けるからね!」…わかっちゃいたけど、そして仕方なかったけれど、本当にやりにくかったんだろうなぁと改めて思いました。

このツアーは「みんなではしゃごうツアー」なんですって。「一致団結して最高の夜を作っていきましょう!」

 

“看板”の乙女心

「今夜のショーを無事に終えたら明日、27周年なんですよ!」と、話題はデビュー記念日へ。「飽きないの?」と呼びかけられ、すかさず\飽きな〜い!/と返す私たち。そこからデビュー以来髪型が変わってない→リハ期間中のエピソードのお話になりました。1か月ぶりに髪を切ってさっぱりしてリハに出たら、「誰も僕に『髪切りました?』って聞いてこない!」「誰にも気づかれなかった!」。「軽くショック」だったというおいかわさんのめんどくさい繊細な乙女心よ…。

そんなタースーをさらに初日の後、悲劇が襲います。シャワーを浴びてガウンを着て一息ついて、ケータリングでお腹を満たそうと思ったら、「『すいません看板』、あっ僕看板って呼ばれてるんだけど(Cf「呼ばれない看板!」2019/7/14静岡*1、『食料ぜんぶなくなりました』って…!僕の分ないんですよ、大丈夫なのか?座長だぞ!?😩」とお嘆きのご様子。帰り道に買ったオリジン弁当「カツ丼でした!」\Foooooo!!!!/←実際のリアクション。「いいんだ、カツ丼とペヤングは年に4回までって決めてるんだ!」

 

C&R〜丼シリーズ

もーほんとさ〜及川さんって3段オチのプロだよね…!プテラノドンについては翼のある翼竜です」と生真面目に説明し、「ワガママ気ままな俺について来れるか!」

 

メンバー紹介

髪を切った話題をあらケンが拾って「すげー気にしてんなと思って」とイジりつつ「そんなナイーブなミッチーさんが好き」。あらケンってよく考えたらしょっちゅうラブを告白している気がするな!

フッシーは昨日に引き続き、上段から何かしらの粉をまく仕草。「何投げたの?」「幸せの粉です。」…ハッピーターンの粉かな??

初日を迎えたはじめちゃんは「昨日どんなだったかな〜」とくわっちのSNSをチェックしたそう。龍ちゃんは「ミッチーさんのこと愛してますよ」とフォローし、師匠からは、タースーが我慢できなくて髪を切ったことを自分から話題にした話をバラしましてた。笑

 

そして、みんなが待ち構えていたこの方の紹介!

「新しいお友達を紹介しましょう」と座長から迎えられたのは、ヘヴィメタルバンド「LOVEBITES(ラヴバイツ)」のボーカル、asamiさんでした!!ニックネームはあさみんです!はじめまして、あさみん!!

「こんなみなさんお話しすると思わなくて…!」と、各メンバーのMCに驚きを隠せないあさみん、、よく考えたらそうですよね😂

そんなあさみんの緊張をほぐそうと、ミッチーさんから今夜終演後に楽屋で待っているお寿司について質問。「好きなお寿司のネタって何?」「サーモンです」「サーモンかぁ〜、俺、寿司は江戸前派だからさ、サーモンはあんまり食べないのよ。じゃあ、僕のサーモンを君にあげるよ。」アンパンマンかな?

「逆によかったらコハダくれよ。」「あげます!」

あのー、座長がメンバーから好物のコハダを巻き上げてるようにも見えるんですが、このシーンを見守りつつ私が思っていたことをメモしておきます。小柄で可愛らしいあさみんとタースーの並び…身長差に萌えるッ…!

 

締めのトーク→初日も話題にしたダンサーの本格的なメイクに対抗して「今日はメイクが濃いです」。アラビアンメイクに負けじとアイラインを引いて鏡を見たら「この人どこかで見たことある…ヴォルフガング・ミッチーマイヤー!」→今思ったけど、なんと10年前なんですね!?

MC後3曲

「ウイークエンド・ランデヴー」まではそのままですねっ!セットの壁面にあしらわれている尖頭アーチ風の意匠にはバックライトが仕込まれているのですが、その青い光のさわやかでキレイなこと。

そしてついに線路のポイントが切り替えられ、乙セトリの世界へ突入!!最初の変更曲は、「ラブソング」です…!ここでチエホフにジャケットを投げ渡すミッチーさん、よくやっているアクションではありますが、今年は特に黄色が映えて素敵ねぇ。

演奏中、おおおっ!?と思ったところがあり、レポを書く今になって改めて歌詞を調べてみたのですが、サビ終わり、歌詞を変えているところがありました。

「♪降り積もる雪が 溶けてしまうほど 熱いキスを交わそう」

「♪過ぎてゆく夏を 止めてしまうほど 熱いキスを交わそう」

今書き起こしてエモすぎてギャーッ!ってなった。私、ちゃんと歌詞を覚えているわけではなく、でもラブソングは冬の歌のはずだから「過ぎてゆく夏」に「あれっ?」となってメモを取っておいただけなのですが、なんていうか、季節に合っていて、粋ですねぇ…。

 「夏」という端的なキーワードが耳に引っかかっただけですので、次回の乙のときは他にもアレンジ箇所がないか注意して聴いてみようと思います。

この曲でのあさみんのコーラスが透明感にあふれて美しく、なるほどメンバーの持ち味も生かした素敵な選曲だなぁと思いました。あさみんの立ち位置に歩いていって、向かい合ってダンスでコミュニケーションを取っているのもよかったな。このとき実は目が合っていなかったという話題は、またのちほど笑。

マイクスタンドとギターが用意されて観客が固唾をのんで待ち構える中、聴こえてきたのは「Lazy」のイントロ。この時点でわぁあ!!!とはっきり歓声が上がりました。私にとっても、初年度にPURPLE DIAMONDで出会った思い出深い1曲です。衣装替え中のアウトロは、激シブ&どエロなソロ回しでした!玄人バンドのなせる技!!!そして最後にまとめに入ったあさみん、「♪Lazy Lazy…」と歌いながらの煽りと空間の握り方がめちゃくちゃ上手くて、さすが、活躍中のバンドのフロントだわ…!と感銘を受けました。

ただでさえ人気曲の「Lazy」、曲が終わって暗転してからも客席に興奮の余韻が残り、ざわついていたのが印象に残っています。

 

バラード

暗転したステージに幾筋もの光が差し込み、きらきらとしたSEとともにぼうっと青く染まってゆきます。始まったのはプラネタリウム…!セルリアンブルーの照明に包まれながら、ゆったりとしたテンポと優しい歌声に心がなごみます。あらケンがハイチェアに腰掛けてアコギを抱えていたのも素敵。歌い終わり、最後の歌詞からとった言葉「出会えて本当によかった」を、実感を込めて繰り返すミッチーさん。

着席をすすめてからのMCでは、光りものの消灯についてほぼ初日と同じ台詞で伝えていました。「ここで消しておくといいと思いますよ。」って言い方、絶妙でいいよね、命令とかじゃなくて提案ですものね。*2あとなんだったかな、27周年の話だったか「我が道を、我がミッチーをゆく。フフッ」って言ってました。

そして次の曲紹介で、のけぞることになるのです…「それでは聴いてください、『ココロノヤミ』」。

アレンジは2015verでない、通常のもの。私はこの曲に出会った2019年にタイムスリップしたような気持ちで、ほとんどぼうっとしながら聴いていました。

2日でバラードを4曲(!)聴いて思ったのですが、ミッチーさん、バラードの歌い方、戻したのね??バラードの歌い方について、まさにこのココロノヤミでしたが、私がレポで「吠えるようなバラード」という表現を初めて使ったのが2020ゆくくるの「くるミッチー」。でも三郷2日目のこの曲は圧じゃなくて深みで迫ってくるような歌唱だと受け止めました。私はこちらのほうが好きだなぁ、と思います。これについてはもしかすると歌い方を変えた/戻したということではなく、シンプルに慣れや調子の話かもしれないですね、たしかに去年のpillow talkはそこまで吠えてなかったし。これについては残りの公演でちょっとずつ考えてみたいと思います。

2番に差し掛かり感極まるミッチーさん、そうだよね2番の歌詞はやばいよね…*3。2019年にみんなで歌っていた落ちサビ、どうするのかな、座ってるし歌わないよね?と思ったら「みんなで!」と声がかかって、歌うことになりました。これは好き嫌いあると思うんですが、この日私が思ったのは、孤独を歌うこの歌で、ミッチーさんは1人じゃないことを感じたかったのかなぁ、ということです。歌い終わりはちょっぴりポーズあり。深いお辞儀のあとに生声の「ありがとう!」

 

1部ラスト

再びギターとマイクスタンドが運ばれてきて、「天使のうた」が始まります!わ〜!この立ち上げ方、好きだなぁ。縦ノリで元気に盛り上がって、最後のポーズはビシッと拳を突き上げて✊、次の曲のイントロでは客席から悲鳴が上がりました。「三日月姫」!!興奮でもだえる客席に、ほとんどぶっきらぼうに「踊っていただけますか?」じゃなくて「踊ってくれ!」と煽るものだからタチが悪いぃ!(褒めてる)

ああ4年ぶりだと思いながら\そーぐー!そそーぐー!!/、体は覚えてるものですね!そして1番終わりのハードロックパート、あさみんが体をのけぞらせながら激しいフェイクを披露し、客席は大喝采です。大サビ終わりのブレイクでは「…抱かせて…ッ!」!!イントロに引き続き雄々しく迫られてこっちは命が持ちませんよもう。

というか、今これを書くための補助としてぱーぽーの音源を聴き直していたんですが、この曲、構成が天才ですね…。緩急といい見せ場の配置といい、これで盛り上がるなっていうほうが無理!

1部の締めくくりは鉄板配置の「CRAZY A GO GO!!」…どうすんのこのハイカロリー選曲大丈夫なの!?と思っていたらイントロで「やばい、このメニュー、しんじゃいそう!!」と本人がおっしゃるではないですか。でも「ついて来れるか!」とかっこよくみんなを引っ張っていきます。

印象に残ってるのが、①サビを一部ちゃんと歌った②Bメロで最前列ベイベーの呼び込みはしなかった、の2点です。私①については「あれ?」って思って、取り急ぎHDDに入ってる2018横浜オンザロック(=ビートロ)と2019エドムラサキ(=ぱーぽー)を確認してみたんですけど*4ビートロではちょっと歌ってるけどぱーぽーではダンスとアジテーションに徹していました。ごめん眠くてソルトラとグルサーの円盤を出してくる元気がない。

三郷2日目は、あさみんの方を見ながらちょっとだけ歌ったんだよね…オクターブ下の歌声がすっごくセクシーでドキドキしました(というか本来はコーラス「が」オクターブ「上」なのよね)。ちなみにビートロは私がベイベーになる前の公演。私40回近く聴いてちょっぴりクレイジーに飽きていたので意識してなかっただけかもしれませんが、あさみんが初めてだから歌ったのかなぁ、また聴けたら嬉しいなぁと思います!

②については、しゃがんでアイコンタクトをとる、優しいコミュニケーションでした。コロナ前の最後だった2019年ファイナルでは人が集まりすぎて危なかったやつですしね、これでいいんじゃないでしょうかね?最前ベイベーだったらセトリが乙であることを願ってソワソワしてしまいそうだしね…!あっ唐突に思い出したけど初日はシャイニン(たぶん)で最前ベイベーさんとETみたいに指と指をあわせていたので、接触そのものを完全にやめたわけじゃないと思います。

歌い終わり、「なんか、なんか、しんじゃいそう〜〜〜〜(※ひらがな)とヘロヘロで言いながら、ぐったりした笑顔ではけてゆきました。

 

 

書き方変えたのに、6千字、なんで!?

続きは明日。火曜まで持ち越すなんて歯がゆいのですが、睡眠こそ命…!

とりあえず前半書き上げた、乙かれさまでした。

 

 

*1:初年度のは拙すぎてリンク貼れない、、

*2:個人的には2019年、まだグッズそのものの説明書きにも消灯のことが書いてなかったと思うのですが、ファイナルのココロノヤミで、目の前の点滅手首が気になってとうとう没入できなかったということが思い出されます。ちょっとずついろんなことが工夫されているんだね、ありがたいね。

*3:これについては、あとでベイベーからのもらい泣きだったと明かされました。

*4:横浜オンザロックは2019年8月の再放送のものです。私は最近WOWOWの観覧という超幸運にあずかった者ですが、それはそれとして、ワンマンの放送がWOWOWに戻ってくれたらいいのにな〜!