ご覧いただきありがとうございます。ベイベーになってから(自覚してから)だいたい1か月が経ちました。正直1か月と思えない密度でした。
おろおろしながら上記を書いた頃、最初に入門書として手に取ったのがこちら。
これで及川さんという人物を(ゼロから)少しずつ知ることができ、わかりやすく教育された感もあるのですが、ここ1か月での変化を記しておきます。
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1.店員さんとのやりとりなどを、いっそう丁寧に心がけるようになった
これはベイベーを自覚して真っ先に意識しました。もともとバスやコンビニで「お願いします」「ありがとうございます」など言うほうでしたが、自分がベイベーだと思うとその名に恥じないように行動しなきゃって思うし誇りを感じる(何かホグワーツ生みたいな)。
2.姿勢よく歩いたり座ったりを意識するようになった
だっていつかすれ違うかもしれないじゃない!?
私、人見2日目のお寿司屋さんのくだり*1、 「もしもお寿司屋さんのカウンターでプライベートのミッチーと遭遇したらどうしよう…」という妄想で30秒くらい意識がお留守になってたよ(そんなお寿司屋さんに行けるのかは置いといて)。
(もしそうなったら気づかないふりでエレガントにお寿司を食べることに徹してミッチーが先にお店を出たあとでカウンターに一瞬突っ伏してゥゥゥゥゥって唸ると思う)
3.インスタを見て友達の素敵な投稿にうらやましいと思わなくなった
これ本当にすごくあります。いいなぁ………のいいねじゃなくて単なるいいね。を押してる。
4.芸能ゴシップに全く興味がなくなった
もともと好きでもなかったけど何となく惰性で読んでたヤフトピとか最近あんまり見ていないです。
5.あっさり2キロ痩せた
この1年で増えてしまいどうしても落ちなかった2キロがスッと落ちた。2回目のワンマンに向けて少し食事制限したけど、ワンマン翌朝が一番落ちてました。そしてキープ中!夜な夜な円盤見て踊ってるからですかね??
6.体調がよくなり、朝スッキリ起きれるようになった
これが最大にして最も謎な副産物です!!!
私、もともとメンタルはフルーチェ、フィジカルは焼き海苔の崖っぷち社会人なので、体調いいときって基本そんなになくて、毎朝とにかくつらいのがデフォルト。目を覚ましても体がとにかくだるくて、「今日もつらい…もう帰りたい…(まだ出かけてない)」と思いながらノロノロ身支度してギリギリに出かける人でした。どうしてもどうしても駄目な日は半休に…。ああ駄目。
運動してみたり食べもの工夫してみたりサプリ飲んだり必死で時短して睡眠時間をのばしてみても、基本スペックが低いから、めざましい改善なんて望めませんでした。
とくにここ1年くらいまた体力が落ちた気がしてて、土日のどちらか(できるなら日曜)は予定ゼロにして寝ていたい、そのくせ出かけなかったことに落ち込む…というループに陥っていました。
でも今は起床と出発がそれぞれ10分くらい早くなって、ギリギリだったときに電車が遅延して遅刻する駄目パターンも皆無に。
継続して食事に気をつけていることと(低糖質高たんぱく)、少し痩せたことで体が軽く動きやすくなったのも関係ありそうだけど、今は
朝眠くてもミッチーのことを考えながら手を動かしてたら服を着てて化粧が終わってる。
ミッチーの曲を聴いてればだいたい元気。
日曜だろうがワンマンがあれば行く。そして元気になって帰ってくる。
これが本当に、一番変わったことです。
(ていうか相当な駄目っぷり晒したなおい)
妹が言っていた「推しは健康にいい」、そんなん羨ましいけど推しがおらんもんはおらん…と思いよったけどね、今ならわかります。ね。
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冒頭に挙げた本、私は口絵(ゆくくる2017-2018)の最後のページで、光博さんと前ベイベーたちが差し伸べ合う〈手〉だけのカットに胸を打たれて、泣けてしまう。
指先をいっぱいに伸ばして、互いに切なく求め合う手と手。
削ぎ落とされた表現だからこそ、この1カットには〈愛の循環〉という真実が写っているのかもしれない。
1か月前、どうしてこんなにワンマンショーが忘れられないんだろうと考えていて、
あの夜、本当に愛された、信頼されたって確信したから
と気づいた。
「愛してますか?」という問いかけは、ベイベーの愛を一点の曇りもなく信じているからこそ生まれるんだ。
本を買って〈手〉のカットに出会ったとき、その気づきが間違っていなかったことを悟った。
*1:愛哲、「プロの仕事を感じるのは?」にお寿司屋さんを挙げていたと思います。寿司屋に行ったらコハダを食べるように、とのことでした