まとめ記事ラストです☆
「愛と哲学の小部屋」コーナーで読まれた15公演分62本*1のうち、個人的に特に印象的だったもの7選について振り返りたいと思います。
- ①タースーのベイベー愛を感じて泣けた愛哲。4/10広島
- ②「価値観が一緒」の落とし穴とその攻略法に思いを馳せた愛哲。5/16八王子
- ③“気遣い”の解像度が上がるナイス愛哲。5/23愛芸
- ④ものを書くベイベーに永遠のテーマを突きつけた愛哲。5/30渋谷2
- ⑤ベイベー自身への信頼を感じた愛哲。5/30渋谷2
- ⑥ベスト公演におけるベストオブ愛哲(※主観)。6/5福岡
- ⑦時事ネタと絡めてキラーフレーズが生まれた愛哲。6/12金沢
ちなみにタイトルの「言葉は“人”」は、愛哲じゃなくて、人見2のバラード間のMCからいただきました。同じ趣旨のことを繰り返しおっしゃっていると思いますが、私にとっては、これからも胸に刻んでいきたい言葉です。
人見2の前に高所恐怖症のたーすーをちょっと怖い目に遭わせました。天使の梯子を背負って、さすが☆
①タースーのベイベー愛を感じて泣けた愛哲。4/10広島
Q6 コロナが落ち着いたら一番何をしたいですか?
A6 ファンクラブイベント。あとはキャーキャー言われたい
2本目、広島の愛哲です。 ここでいうファンクラブイベントとは、もちろん2019年までのような形式を指しますよね…。ベイベーになって半年、勇気を出して参加したけれど、まさかその後こんな世の中になるなんて。求肥のようなふわふわの手のひらを、また思い出してしまう。アアッ゛…
脱線しました。私達だけでなく、ご本人がそう願ってくれていることが、心を強くしてくれるなぁとしみじみと思ったのでした。
②「価値観が一緒」の落とし穴とその攻略法に思いを馳せた愛哲。5/16八王子
Q4 恋人とのすれ違いを解消するには…?
A4 (答えというか全体のまとめとして)結局は他人。違いを認められるかが、ラブとライクの違い。
5本目、八王子での愛哲です。これは八王子1本目の答え「ラブとライクの違いを見つける旅、それが人生だよ!」をふまえたものでした。たとえばパートナーシップにおいて「いいこと」とされる「価値観が一緒」についても、「どんだけ一つになりたいと思っても、他人だからね」と鋭く指摘し、「違いを認める、それがラブとライクの違いじゃない?」と締めくくったのが痛快でした。
「私たち一緒だね♡」という喜びの感情が、いつしか自分を苦しめることもある。大切な人たちと違いを認め合って、楽しく生きていけたらなぁと思ったのでした。
③“気遣い”の解像度が上がるナイス愛哲。5/23愛芸
Q4 共演者やスタッフに対して絶対にすることは?
A4 お手振り♡
6本目、愛芸での愛哲です。「あのねー今、生徒さんがいるでしょう。現場にいくとさ、愛しいのよ」「好きパワーが漏れちゃう」といったお答えにキュンでした。自分のレポでは上記のような簡単な見出しになっていますが、ミッチーさんが現場でみせる「気遣い」の具体的なところに切り込む内容だったので、個人的に推しです♡
特に元の質問では「絶対にすること/しないこと」だったので、「しないこと」も聞いてみたかったです。ツアー中にいろいろ聞かせてもらった「ドラゴン桜」の裏話、どのエピソードにも年長キャストとしての気遣いや目配りが感じられて、大好きでした!
ミッチーさんが生徒役のキャストさんのことを思いながら話すとき、本当に「教頭先生」として生徒のことを愛しているんだなぁ、というのを感じられてジーンとしました。
→まさかその後裏切るなんて、この時は知らなかったんですけどね。
④ものを書くベイベーに永遠のテーマを突きつけた愛哲。5/30渋谷2
Q2 好きだからのダメ出しと、ディスりの違いは?
A2 悪意があればそれはディスり。それを外に出して得られるものは何か、考えてみて。
8本目、渋谷2の愛哲です。私、答えそのものよりも、この質問を読み上げたあとにタースーが「タースーに、タースーにこんなこと聞くんだ」「“批評”と“悪口”の違い。ここは大きいですなぁ」と感慨深げにつぶやいていたのがクリティカルすぎて、内藤薫ばりに串刺しになりました。だからとても個人的な理由での選出です。*2
この回答のとき、この日のチーム分けにちなんで「ねぇ、おさるさんたち。 ウサギ!くま!パンダ!」と前から順に途中から雑な感じで呼びかけたり、いきなり袖に向かって「ハクビシン!」ってスタッフに呼びかけたりしてたのも面白かったです♡
⑤ベイベー自身への信頼を感じた愛哲。5/30渋谷2
Q3 大きな決断がゆらぎそうになったときは、どうする?
A3 集中して悩んで、信頼できる人に相談して、決めたらもうレッツゴーだよ!
同じく8本目、渋谷2の愛哲です。こちらの具体的なお悩みは「10年つとめた会社を退職するかどうか」というものでしたが、このお答えってすっごく普遍的ですよね。大阪2の1本目の答えとよく似ています。「自分でしっかり考える」ことと「相談すること」が柱になっていて、とくに後者はベイベー自身だけでなく周囲の人間関係まで信頼してくれているような感じがしました。
⑥ベスト公演におけるベストオブ愛哲(※主観)。6/5福岡
Q3 いままで選ばなかったのに、あるものを取り入れて人生が変わったことはある?
A3 笑顔!!
こちらは9本目、最後に頭皮を噛みちぎられてキュンキュンした福岡での愛哲です(思い出しのクセが強い)。屈託のあった若い頃を振り返りつつ「いつからか、笑顔という武器を手に入れたんですよ。そしたら仕事がうまくいくようになった!」というお答えでした。 個人的に、62本のベスト1に選出したいと思います…!
マスク生活が1年以上に及び、口角の上げ方がちょっとわかんなくなっている昨今ですが、私、これを聞いて、目だけでもしっかり笑おうって思うようになり、ちょっとずつ実践しています。目元の皺が増えてもいいじゃないの…!
⑦時事ネタと絡めてキラーフレーズが生まれた愛哲。6/12金沢
Q3 仲良くしたい人に嫌われてしまったときはどうしたらよい?人付き合いが苦手で、処世術を身に着けたいのですが…。
A3 笑顔と、心のソーシャルディスタンスを大切に。
最後に選ぶのは10本目、金沢での愛哲です。依存や執着って、本当に危険な心の動きだなと内省させられた1本です。人と人との適度な距離感について、
「冷たくしすぎない。共感できる範囲ではしていいよ。でも(意見の相違があったら)衝突せず、踊るようにスッと(ここでジャズ系の、バラ色とかで頻出の手をきれいに伸ばす動きで距離を表現)、笑顔でターンして逃げる☆(もちろんここでもターン)」「そう、だから笑顔が大事だね。心のソーシャルディスタンスをとっていこう」
ということで、ソーシャルディスタンスに絡めつつ、これもまた非常に普遍的なアドバイスだなと感じました。上記で選んだ八王子の愛哲にも通じるところがありますね。
以上、7本を振り返りました。記事の性質上、ゴリゴリに愛&哲なものを選んだのですごく真面目な気分になってしまいました。でも、「画面上をブロッコリーにしなさい」とかも好きでしたし大賞に選ばれた友人ベイベーさんのも、6歳ベイベーさんのも、あと初心者さんの「よかったら昨日の晩ごはんを教えてください」とかも、印象に残ったものはたくさんあります☆
読まれたみなさま、改めておめでとうございました!そして62本の愛ある回答をしてくれたミッチーさんにも愛を込めて、お疲れさまでした。
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これまでのまとめ記事は、こちら。
①セットリスト編
purplekuina246.hatenablog.com②全公演プレイバック編
③箸休め・もろもろの、もろ編
本日でファイナルから3週間、時間がかかってしまいましたが、これでツアー振り返りはおしまいです!
最後の最後に、読んじゃぁいねぇけれども、夫にスペシャルサンクスを捧げます。行かせてくれてありがとう。
次の更新は、ひっさしぶりのインタビュー記事をお届けする予定です☆