舞台・ミュージカル
東京文化会館のシアター・デビュー・プログラム「彼女のアリア」を観に行ってきました! シアター・デビュー・プログラムとは「クラシック音楽と他ジャンルがコラボレーションしたオリジナルの舞台作品を、一流アーティストを起用して小学生と中学・高校生に…
ミュージカル「エリザベート」開幕おめでとうございます!Wキャストの初日にうかがいました。2023年の博多座で沼落ちして以来、ついに芳雄さんのファンとしてエリザベートを観ることが叶いました! ヒカリエ11階から雨の渋谷を見下ろし、信じられない長さの…
ミュージカル「二都物語」では、さまざまな楽曲にスネアドラム(またはタム※)が印象的に使われていました。私はその音色、特に物語を牽引する「語り」にすごく心を惹かれていて、途中から太鼓の音について真剣に考えるようになりました。もともと鍵盤や管楽…
ご縁をいただいて初日(8月16日)にお邪魔して参りました!ありがとうございます!! 今年は春〜夏にかけて怒涛の現場通いをしていたのですが、その締めくくりとして「二都物語」を彷彿させる演目と出会うことになりました。思いがけない偶然にブーストがか…
ふわ〜大満足!昨年の福岡が最高だったので迷わずチケットを取りましたが、やっぱり幹二さんのオケコンは間違いない〜〜!という充実感でいっぱいです。 ちなみに今回は財政難でA席にしたところ、「ざっくりステージの裏っかわ(L,P,Rのどれか)」を引き当て…
千秋楽も3バル! 「ナイツ・テイル」アリーナライブ、千秋楽おめでとうございました あっという間の公演期間。この作品の直前まで私が耽溺していたのが「二都物語」でした。読んだり調べたりし続けて二都を引きずったまま初めてナイツテイルに触れることにな…
3バル1列の眺め*1(開演前のみ撮影可) ペンライトの光越しにステージ上の森を眺めながら、この作品がなぜこんなにも愛されているか、わかったような気がしました。 初演(2018)、再演(2021)のいわゆる「本編」を観たことがない私の、“はじめましてナイツ…
「二都物語」大千秋楽(7/13博多座)の日に画像でアップした「タイムライン」、たくさん見ていただいてありがとうございました。間に合ってホッとしました。 「タイムライン」の土台になったのは、こちらの原書に収録されているappendix(付録、追加資料)の…
どうもこんにちは、酒場の女(シドニーガールズ*1)になりたい芳雄一味の者です。 ツアー公演も最終地の博多座にたどり着き、いよいよ大詰め。今回は大真面目に、ミュージカル「二都物語」におけるカートンのキスについて考察します。 題材 カートン→ルーシ…
千秋楽おめでとうございます! 私自身は、これで6回目。サントラを聴き込みつつ、原作のインストールも完了し(数日前に読み終わった)、それを踏まえて新たな魅力にも気づけた回でした。以下、今回は芳雄カートンを中心に書いていきます(キャスト全員愛し…
明治座の幟、テンション上がるね!昨日今日は神田祭のお囃子も賑やかでした。 ミュージカル「二都物語」開幕おめでとうございます! 井上芳雄さんのミュージカル出演作としては、なんと2024年9月28日の「ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル」の大千穐楽以…
ミュージカル「SIX」は現在、大阪で絶賛上演中ですが、私は東京公演で来日版・日本キャスト版を1回ずつ観ることができました。何かを文章に残したいと思いつつ忙しさにかまけて時間がたってしまいましたが、今日(3月8日)が国際女性デーだと気づき*1、やっ…
THE BEST New HISTORY COMING、通称・帝劇コン。最初で最後の1回としてDプログラムの2/22ソワレに足を運びました。チケット代が高額ながら、なんとか自分なりに劇場とお別れしたいと思い、プレガ最速先行でつかんだのはもちろんB席。席番号が表示されてみる…
先着レースに勝利して*1、「Songwriters' SHOWCASE」に行って参りました!予習という概念のない、一期一会のこの機会。ゲラゲラ笑ったり顔をくっちゃくちゃにして泣いたりし続けて、クリエを出る頃には人間の出がらしになっていました…!それくらい、情緒面…
ピアニスト・大貫祐一郎さんのコンサート「オオヌキ秋のバンドまつり」。5月に開催された「春のショパンまつり」に続いてお邪魔しました。だって大貫さんが、シールを集めたらいいことあるっていうから〜! 仕事を早めに抜けて、チケットとシール台紙を握り…
長すぎた残暑から一転、急にぐっと気温が下がった日比谷の夜。 先月、ふいに届けられた「レジェンド・オブ・ミュージカル in クリエ」開催の告知。すでに書籍にもなったトークショーの続きがあるのは嬉しい驚きでした!(過去の回には全然間に合っていないの…
このミュージカルについて熱心に考えていると、結局サティーンのことを突き詰めて考えたくなってしまいます。それは本作が文字通り「サティーンという女性の物語」だからなのでしょう。まんまとクリスチャンにそう仕向けられている気がします。 私は昨年、原…
ロビーにはお祝いのお花がいっぱいで、いい香りが漂っていました。 島田歌穂さんのシンフォニックコンサートにお邪魔しました! 3時間超の大ボリュームで内容も盛りだくさん。ゲストコーナーを中心に、簡単に書き残しておきます ※基本的にトーク内容はうろ覚…
ここにきて改めて帝劇の写真。帝劇では天井から下がるドレープが綺麗だったなぁ。 2023-2024MR!、まだまだ元気に引きずっていきます この記事では、日本初演を彩った女性アンサンブルチームの魅力について書き残しておきたいと思います。 Lady Msを除くと女…
2023年、2024年と続いた真っ赤な夏が、ついに終わってしまいました。 この日のカーテンコール挨拶で、芳雄さんはクリスチャン役からの卒業を改めて名言しました。改めて公演を振り返ると、最後に楽しみながら演じていたことが伝わってきます。キャストごとの…
帝劇公演プレイバック、2本目です。ほとんど書けていたのにだいぶ寝かせてしまいました。半分は8月に書いていたから、今と思っていることが違ったりしつつ、梅芸ではこうだよね!も書き足したりしてるから、カオス。 ともあれ観劇も感想も一期一会。個人的な…
これはとあるボヘミアンが、終わったばかりの帝劇MR!を惜しみ、1公演ずつの空気感や手触りを書き残そうとする試み(全3回を予定)。「この日、◯◯のシーンがこうだった」という記録を目的としたものではなく、席やコンディション、さまざまなものが組み合わさ…
「小さな演劇的家族」――。 今夜のカーテンコールの前、さとっさんが芳雄さんの額から銀の紙吹雪を取ってあげたあのワンシーンを思い返すと、敵役である公爵の台詞ではあるけれど、この言葉がぴったりくるなぁと感じるのです。 6/20に初日を迎えてからあっと…
やっぱり今年も17時に退社している場合じゃありませんでした。 が、前々から部署に宣言しておいて机の上を散らかしまくりで本当に17時に会社をまろびでて、転がり込んだ地下鉄で日比谷までなんとか運ばれて、初日を迎えることができました!友達が来てくれて…
石丸幹二さんのコンサートに行ってきました!4/24のバイマイコンのゲスト出演から10日、すぐの再会がとっても嬉しい! 芳雄さんがいろいろなコンサートに引っ張りだこなのは最近やっとわかってきたことですが全部観るわけにはいかず、でもこのコンサートは、…
その3時間(※公称2時間半)、私はアリーナ後方席で、センターで歌う井上芳雄その人ではなく、コンサートそのものに夢中になって過ごしました。 終演後は、興奮冷めやらぬという感じではなく、例えば有機野菜をたっぷり使って心を込めて作られたコース料理を…
2023-2024の年末年始を駆け抜けた、ミュージカル「ベートーヴェン」日本初演。大千秋楽から1週間、生活とともにあったアーカイブ配信も終わってしまい、今は寂しさを噛み締めています。本記事では、思い出を閉じ込めておくべく、各キャストを軸に感想を書い…
ミュージカル「ベートーヴェン」は、彼の死後に発見された《不滅の恋人》への手紙について、その宛先がアントニー・ブレンターノであったという説に基づく愛の物語です。初回の観劇ではひたすら圧倒され、また正直なところ話がよくわからない部分もあったの…
千秋楽が終わってしまいましたが、駆け込みで感想を上げます! 観に行こうと思った理由 観客を強く巻き込む、音楽、脚本、演出の力 スリリングな音楽 引き込む脚本、巻き込む演出 6人のアイバたち〜演じつないで、ひとつになる Aアイバ:山本咲希 Bアイバ:…
「どこが(いちばん)好きだった?」 その夜、アフターで訪れた有楽町のガード下でそう聞かれた私は、箸を置いて一瞬考え、こう答えました。 「みんな楽しそうだったところ!」 というわけで、すでに御園座公演が始まっておりますが、帝劇での感想を残してお…